大森篤志からの回答内容
きっと、ちはるさんは「優しい人柄で仕事もデキる」のでしょう。だからこそ、周りから頼られるし任される。ちはるさん自身、そのことを自覚しているから雑務でも我慢して受け入れてしまうのではないでしょうか。しかし、それが返ってストレスになっているようですので、やはり早めの対処が必要だと思います。
こんな感じでしょうか。(私の勝手なイメージですが、ちはるさんの気持ちを少しでも代弁できていれば幸いです)
上司からの指示命令なら仕方ないところですが、それが同僚からだったりすると結構なストレスになるものです。
こんなふうに雑務を押し付けてくる人は、兄弟姉妹の一番上であることが多い傾向があります。子供の頃から弟や妹に命令していた癖が染み付いているからかもしれません。
そう言うと「俺は弟に命令なんてしてこなかったけど」とか、「私は妹に用事を押し付けたりなんてしなかったわ」などと反発する人も多いようですが、弟や妹たちの大多数はウンウンうなずいているものです。(笑)
その一方で、雑務ばかりを押し付けられやすいのは、一番上と一番下に挟まれた中間の子に多い傾向があります。まさに、ちはるさんのことですね。
面倒見の良い女性は、良い意味でも悪い意味でも大人になってからも用事を押し付けられやすい傾向にある
お姉さんからすると、一番下の末っ子に押し付けるわけにはいかないので、中間の子であるちはるさんが主なターゲットにされてきたのでしょう。
また、ちはるさんにも、一番下の子には任せられないから「私がやらなきゃ」という責務として受け入れてきた面もあったはずです。そういう経験が周囲にはちはるさんのキャパを大きく見せるのか、大人になってからも用事を押し付けられやすい傾向があるのかもしれません。
さらに、押し付けられても不満を顔に出したり、言葉にしたりしないちはるさんの態度も「押し付けられやすさ」に拍車をかけている可能性があります。
ただでさえ中間の子というのは、親から怒られて「だってお姉ちゃんが」と言うと、「すぐにお姉ちゃんのせいにするんだから」とか、「言い訳しちゃダメ」などと怒られ、感情を抑圧する癖を身に付けていたりします。
ちはるさんが、雑務を押し付けられても不満を顔に出したり、言葉にしないのは、そういう無意識の癖のせいかもしれません。
一番の対処法は、『顔に出す、言葉に出す』ということ。
大人になった今、同僚の頼みは、もはや責務ではありません。キッパリ顔に出して言ってやりましょう!逆にお願い返しするイメージで対処するとうまくいきやすいですよ。次のようにユーモアたっぷりな感じで。