今回は、『間違いやすいカタカナ言葉』を10個ご紹介します。
こんにちは、一般社団法人 全国行動認知脳心理学会 理事長の大森篤志です。
【1】アタッシュケース
と、相手の所持品を褒めると恥ずかしいことになります。
なぜなら、正しくは「アタッシュケース」ではなく『アタッシェケース』だからです。
せっかく褒めるのですから、自信満々で間違えないようにしたいですよね。
アタッシュケース- アタッシェケース
【2】シュミレーション
と、部下に言ってしまうとバカ上司まっしぐらです。
国語が得意な部下は、きっと“心の中で笑っている”ことでしょう。
正しくは『シミュレーション』です。
間違いを連発すると上司の品格まで奪いますのでご注意を。
シュミレーション- シミュレーション
【3】リラクゼーション
都心の駅前をウロウロすると「リラクゼーションサロン」と書かれている看板やお店をよく見かけます。
でも、本当は『リラクセーション』が正解なんですよ。
「Relaxation」という英語を発音すると「リラクセイション」となります。
日本では間違った発音「リラクゼーション」が定着しているため、神経質になって間違いを指摘する必要はありませんが、社会人として正しい言葉を知っておいて損はありません。
リラクゼーション- リラクセーション
【4】アボガド
女性に大人気の果物。最近では虜になっている男性も多いようです。
昔よりも一般的になってきた果物だけに、目にしたり言葉にする機会も増えています。
しかし、、、
と、本気で間違う女性もまだ存在します。
ご存知の方は多いと思いますが念のため。「アボガド」ではなく『アボカド』が正しいですね。
相手が気心の知れた友人や彼氏なら「このアボガドおいしいね!」と本気で間違っても「かわいい」「天然」で済むかもしれませんが、相手が目上の方である場合は間違うとちょっと恥ずかしいです。
アボガド- アボカド
【5】エンターテイメント
文字などで表現する場合は『エンターテインメント』が正しい表記になるのですが、言葉にする時に「エンターテイ“ン”メント」と「ン」までしっかり発音するかというと、ほとんどいないのが実態です。
会話の中では気にしなくてもいいと思いますが、やはり知識としては知っておきたいですね。
エンターテイメント- エンターテインメント
【6】マニュフェスト
政権公約を意味する言葉です。
新聞やニュース、雑誌などでも表記は『マニフェスト』で統一されていますよ。
「コミュニケーション」や「モニュメント」など、『ュ』と発音する言葉はとても多いのでつられないように気をつけましょう。
マニュフェスト- マニフェスト
【7】ギブス
と相手を気遣っても「ギブス」と言ってしまったら、こちらが痛々しいです。
なぜなら、正しくは『ギプス』だからです。
ギブス- ギプス
【8】キューピット
と驚いて見せるとバカっぽくなるので注意しましょう。
なぜなら、「キューピット」ではなく『キューピッド』が正しいからです。
バッグをバック、ベッドをベットと、つい言ってしまうように、とても間違いやすい言葉です。
「キューピット」の「ト」を強くきれいに発音すると相手が違和感を覚えやすいのでご注意下さいね。
キューピット- キューピッド
【9】フューチャリング
実は、これも間違いなんです。
正しくは「フューチャリング」ではなく『フィーチャリング』です。
音楽業界などで仕事をしている方でもなければ、仕事でバンバン使う言葉ではありませんが、飲み会の席でつい口をついてしまうこともあるので知っておきましょう。
フューチャリング- フィーチャリング
【10】プロマイド
昭和の香りがプンプンしますが、時代は回ると言いますし、マニアは今も一定数存在しますのであえて。
「プロマイド」ではなく『ブロマイド』が正しいですね。
アイドル等の写真で「ブロマイド紙」を用いたことから使われるようになった言葉です。
「プロマイド」と言う人は、意外にも年齢の高い人に多いようですよ。目上の人が一般化させた言葉が「プロマイド」なのかもしれません。
話は十分通じますが、やはり正しい言葉は知っておくに越したことはないと思いますよ。
プロマイド- ブロマイド