こんにちは、一般社団法人 全国行動認知脳心理学会 理事長の大森篤志です。
今回は、『上司に嫌われる部下の特徴』についてお話したいと思います。職場でよく交わされる上司や先輩との会話に焦点を当てて説明していきます。
様々な価値観を持った人が集まる職場などでは、家族になら許されるであろう「コミュニケーションの癖」や「言葉遣い」等が思わぬハプニングを招きます。
仕事で関わる全ての人たちと良好なコミュニケーションをとるためにも、ポイントを押さえておきましょう。
それでは早速ご一緒にチェックしていきましょう!
こんな返答の仕方は、上司に嫌われてしまう!
上司や先輩に何か言われた時、次のように言い返してはいませんか?
当てはまる人は要注意!もしかしたら、上司や先輩から煙たがられている可能性があります。
悪い例1
悪い例2
部下が自分の意見や疑問に思ったことを主張しているようですが、実際には上司や先輩から「うざい!」「何か言うとすぐに反論してくる面倒くさいヤツ」と思われてしまうきらいがあります。
あまりにも度が過ぎると、「こいつは私に反抗的なヤツだ!」と反逆者の烙印を押されたり、「ハイ!とか、すぐやります!とか素直に言えないのか!」と扱いにくい部下へと格下げされ、仕事の評価も落とされかねません。
【よくある!】上司と部下のスレ違い。
冒頭の「上司と部下のやりとり」で考えてみましょう。
「明日の会議は重要だから、早めに準備を整えておいてもらいたい」という思いから、上司は「会議資料の準備はもう出来てるの?」と部下に確認したのかもしれません。
その際に部下から「会議は明日では?」と返答されたら、上司としては「今から準備する必要はない」と反発されたように感じるのではないでしょうか。
部下からすると「単に会議の日時を確認したかっただけ」かもしれませんが、上司の質問に対して質問で返したことで反逆の印象を与えてしまったわけです。
一番嫌われるのは「言い訳」
上司が部下に対して「なんかこいつ嫌だな…」と感じるのは、何も質問を質問で返された時だけではありません。
例えば、部下が「でも」「だって」と言い訳をしてくる時も同様です。
中には、「でも」という言葉を使わずに「ですが」とちょっとばかり丁寧なモノ言いにすれば大丈夫と思っている方もおられるようですが、あまり意味はありません。いずれにしても、大なり小なりマイナスのイメージを与えてしまうことになります。