使ってはいけない接続詞がある
仕事上「断定的な言い回しは避けたほうが何かと都合がいい」ことはご理解頂けたかと思いますが、ここでもう一つ。『本当は使わないほうがいいのに結構みんな使っている言葉』をご紹介しておきましょう。
それは、、、『しかし』です!
無意識に使うことが多い「しかし」という言葉。実はこれ『かなり攻撃力の高い言葉』なんですよ。
「たしかにそれは一理あるかもしれない。しかし…」と言えば聞こえはいいですが、要は『一つの意見として耳に入れておくよ。でも今その意見は関係ない』と言っているのと同じことです。
「しかし」という言葉は、それ以前の意見をすべて否定する言葉。どんなに「一理ある」とおだてても、結局は『相手の意見を否定する』ことになるのです。
「しかし」の代わりに使えるとっておきの言葉
職場で良好な人間関係を築くコミュニケーションの達人たちは、「しかし」ではなく『そして』や『また』、時には『さらに』や『より』という言葉を使います。
「しかし」という言葉を『そして』という言葉に置き換えるだけで、いたずらに相手の反感を買うことなく『よりクオリティーの高い意見に集約させていくことが出来る』のです。とても生産的ですよね。
相手が批判的な言動をとるのは、あなたが「無意識に相手の反感を買うような言い回しをしていたから」かもしれません。それで相手が「融通の利かない状態に陥っているだけ」かもしれません。
否定的な言葉は使わないように意識している人でも、「しかし」のような接続詞にまで心遣い出来ている人は少ないようです。
職場の人間関係に悩むあなた、良好な職場人間関係を望んでいるあなた。ぜひ明日から『肯定的な接続詞を使う』ように心がけてみて下さい。今よりも良好な人間関係を築いていけますよ。
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