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職場の人間関係に疲弊している女性ほど「断ることが苦手」、いわゆる『断り下手』のようです。
こんにちは、BPLaboです。
嫌われたくない・・・
「相手に嫌われたくない(相手を不快な気持ちにさせるのが怖い、職場で孤立したくない 等)から断れない」という女性は少なくありません。
「相手に好かれたい(相手の期待に応えたい、職場での評価を高めたい 等)」という気持ちもあるでしょう。
しかし、出来ないことでも引き受けてしまうようでは、返って信頼を失いかねません。断れずに自滅してしまっては本末転倒。「安請け合いするヤツ」というレッテルが貼られてしまえば、それこそ悲劇です。
出来ないことは「出来ません」とハッキリ断りましょう!
とはいえ、そのことで「職場の人間関係に不和が生じる」ようでは困ります。
上手な断り方のポイントは、『素直な理由を伝える』ことです。
ポイントさえ掴めれば、断ることは決して難しいことではありません。出来ない理由を素直に伝え、相手に理解してもらえばいいのです。
素直な理由を伝える断り方のポイント
(手帳でスケジュールを確認しながら)申し訳ございません。
実は、今週の土曜日は主人と金沢へ行く予定がありまして。現時点ですと、新幹線やホテルのキャンセル料も発生してしまうため、お引き受けが叶いません。
最初は「今週の土曜日ですね!」と相手の依頼内容を聞き入れることがポイント。
また、手帳でスケジュールを確認することで『相手の依頼に応えようとする姿勢を示す』ことができます。
いきなり断るのは相手に良い心象を与えません。断るにしても「まず『相手の依頼に応えようとする姿勢を示す』ことが断る側のマナーである」と心得ましょう。
不思議なもので「主人と金沢へ行くため」という理由からは『嘘のない素直さ』が感じられます。加えて「キャンセル料の発生」という事態が『相手を”仕方ない”という思いにさせる』ものです。
未婚の方は、主人ではなく「両親と」などと伝えれば、上司からは『親孝行する素晴らしい人』と思われるでしょう。
いずれにしても、ご自身に合った正当で素直な理由を伝えることが大切ですよ。
断れる女性になるために
断れる女性になるためには、まず第一に『怖れに負けない心を持つ』ことが肝心です。
依頼を引き受けないと自分の評価が下がるのではないか。相手から嫌われてしまうのではないか。職場で孤立してしまうのではないか。
そういう怖れに負けてしまう人ほど断れず、抱えきれない仕事を抱え込み、身動きが取れなくなってしまうもの。
自分の仕事がどんどん後回しになり、上司からは「早く自分の仕事を片づけなさい」と注意され、パニック状態に陥ってミスを連発する。。。
悲しいかな、事のすべては『断れないから』に他なりません。
断ることは、職場の中で「自分を守っていく」ことでもある。
仕事を楽しく長く続けたいと願うなら、断ることを怖れてはいけません。
自分に余裕のない時は、素直に断りましょう。周りの人たちに振り回されてストレスを溜める自分から卒業しましょう。