今回は、『職場のモラハラから自分を守る処世術』についてお話したいと思います。
こんにちは、BPLaboです。
ちなみに、タイトルには「モラハラ上司を孤立させる!」とちょっと過激な表現をしてしまいましたが、そこにはあまりこだわらないでくださいね。
なぜなら、「あいつを負かしてやる!」と勝ち負けの世界にいる限り、問題は解決しないからです。
あくまでも『事前にちゃんとモラハラ対策をしておけば、ダメなことをしているモラハラ加害者は勝手に孤立していくもの』という話ですので、冒頭で補足しておきたいと思います。
モラハラ被害を「受けやすい人」と「受けにくい人」の違い。
さて、職場でモラハラの被害にあわない為には、普段から職場の同僚と信頼を築いておくことが必要です。
信頼を築くと言っても、そう難しく考えることはありません。
まず自分の仕事をきちんとこなし、その上で困っている同僚がいれば手を差し伸べる。
同僚から頼られたらこちらの状況が許す限りは「ハイ、喜んで!」の精神で快く引き受ける。
他人の愚痴や悪口を言わない。感情的にならず冷静に話す。ネガティブなことばかり口にしない。ダラっとしないでシャキッとする。
そういう地道な努力が、いざモラハラにあったときにも同僚が心の支えとなってくれる環境をつくるのです。
反対に、誰かが困っていても見て見ぬ振りをする人、お願いを断り続ける人、不平不満ばかり口にする人、やる気のない人、感情的に話す人、仲間意識に欠けている人、自己中心的でわがままな人、こういう人は職場の中で孤立しがちです。
そして同時に「モラハラの被害者になりやすい(助けてもらえない)」のです。
モラハラ被害を受けても「助けてもらえる人」と「助けてもらえない人」の違い。
先ほどもお伝えしましたが、自分のことしか頭にない人、不平不満ばかり口にする人、and more…
残念なことに、そういう人は怒鳴られても、罵られても、ひどいイヤミを言われても、どんなに不条理な非難を浴びせられても、「あの人ならば仕方ない」という認識が職場中に広がっているものです。
不当なモラハラを受けていて、なおかつ誰も助けてくれない環境にいる時ほど苦しいものはありません。
モラハラ加害者の側も、それが分かっているから嫌がらせをしやすいのでしょう。
相談者様の中でも、職場の上司からモラハラを受けるようになった時、急に周りの同僚たちが自分によそよそしい態度をとるようになったと話す人がとても多いです。
そして、上司に対してだけではなく、自分の保身をはかろうとする同僚たちの態度にも大きなショックを受けてしまっているのが実情です。
たしかに、被害者に味方すると「味方した者もいじめのターゲットになりかねない」という『いじめの構図』みたいなものもありますから、保身をはかろうとする同僚の気持ちも分からなくはありません。
それでも、それを一時的なものにすることは出来るものです。
普段から職場の人間関係を大切にし、同僚から信頼される人間にさえなっていれば、「悪いのは上司の方で、あなたは決して悪くない」と声をかけてきてくれる人が必ず出てきます。
それがたった一人であったとしても、職場の中にあなたを理解してくれる人がいてくれることで気持ちはずいぶんラクになりますよね。