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今回は、『医療事務に向いている女性の特徴』についてお話したいと思います。
こんにちは、BPLaboです。
本記事に辿り着いた方は、医療事務を本気で目指している人もいれば、医療事務の情報を集めている興味段階の人もいたり、中には「自分が医療事務に向いているのか知りたい!」という人や「医療事務として勤務することは考えていないけど、将来の保険として資格は持っておきたい!」という人もいるかもしれません。
本記事があなたの医療事務の仕事に対する不安や疑問を解消させる一助になれば幸いです。
【資格の概要】医療事務管理士とは?
JSMA(技能認定振興協会)が実施している医療事務管理士技能認定試験に合格することで「医療事務管理士」の称号(2005年に特許庁により商標登録が承認)が付与され、認定合格証が交付されます。
「医療事務管理士」は、『医療現場を事務面からサポートする専門家』と言えるでしょう。
また、「医科」と「歯科」に区分されております。(例:「医科 医療事務管理士」と「歯科 医療事務管理士」)
1)病院への就職に有利である。
会計業務(診療費の計算)や受付業務、カルテ管理業務やオペレータ業務など幅広い業務を担う「医療事務」従事者は、病院にとって必要不可欠な存在です。
「医療事務」資格のメリットは、病院への就職に有利であること。職場となる病院は日本中どこにでもありますので、引っ越しをしても就職先を見つけやすいと言えますね。
2)安定した仕事である。
全国の医療施設数は約18万。全国のコンビニエンスストア数が約5万(2014年度)ですから、「医療事務」のニーズが安定していることは理解出来るところです。
また、医療施設の利用者数と景気の状況は関係ありません。そういった背景からも「医療事務」は景気に左右されにくい安定した職業だと言えるでしょう。
3)結婚・出産後の再就職にも有利である。
「医療事務」のスキルは、一生モノ。
もちろん、事務作業で取り扱っている機器やシステムの進化によって柔軟な対応をしていく必要はありますが、事務スキルとしてのノウハウは一生使うことができます。
一般的に結婚・出産後の再就職は難しいとされていますが、それでも「医療事務」の資格は有利に働くことが多く、事前に保険として資格取得される方も多いようです。
4)体力的に優しい仕事である。
「医療事務」の仕事は、座っている時間もわりと長いです。
体に鞭打って取り組むような体力的に厳しい仕事ではありませんので、年齢にも左右されません。実際に、幅広い年代の方々がイキイキと活躍されています。
年齢に左右されず長く働くことが出来るというのも魅力の一つではないでしょうか。
※これらのデータは、当方のサービスをご利用頂いた「医療事務」従事者の生の声を反映させております。アンケートにご協力頂いた方々の主観も含まれておりますので、予めご了承くださいませ。
【受験資格】
受験資格は特にございません。(初めての方でも安心!)
【資格試験の内容】
学科(マークシート択一式/10問)
- 法規(医療保険制度・公費負担医療制度等についての知識)
- 保険請求事務(診療報酬点数の算定、診療報酬明細書の作成・医療用語等の知識)
- 医学一般(臓器・生理機能・傷病等についての知識)
実技(3問)
- 診療報酬明細書(レセプト)の点検問題/1問
- 診療報酬明細書(レセプト)の作成/(外来・入院 各1問)
【資格試験の合格率】
医科
2016年11月:合格率49.2%
2016年9月:合格率49.0%
2016年7月:合格率48.1%
2016年5月:合格率48.6%
2016年3月:合格率49.7%
2016年1月:合格率46.4%
歯科
2016年11月:合格率77.2%
2016年9月:合格率82.9%
2016年7月:合格率80.8%
2016年5月:合格率70.2%
2016年3月:合格率76.1%
2016年1月:合格率68.9%
【合格基準】
学科
100点満点中「70点以上」
実技
「点検・各作成問題ごとに50%以上」かつ「3問の合計で70%以上」
※実技・学科ともに合格基準に達した場合に合格と判定されます。
【資格試験日】
試験日
年6回(1月、3月、5月、7月、9月、11月の第4土曜日)
試験時間
・実技試験「3時間」
・学科試験「1時間」
【受験料】
7,500円(税込み)
【資格試験実施会場】
「ユーキャン」や「ソラスト」などの講座受講者指定会場。受験申請のあった専門学校、各種学校等。
札幌・旭川・仙台・福島・盛岡・東京・横浜・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・新潟・長野・名古屋・三重・静岡・浜松・金沢・大阪・奈良・神戸・京都・福知山・岡山・島根・広島・松山・高知・福岡・宮崎・熊本・沖縄(旭川、盛岡、高知、福知山は3月、7月、11月のみ実施、沖縄は3月、9月のみ実施)
※上記の各種情報は変更になる場合がございます。最新の詳細情報はJSMA(技能認定振興協会)のホームページにてご確認下さい。
こんな女性は、「医療事務」の仕事が向いている!(適職診断)
医療事務と言えば「これからの人生の保険にもなる安定した仕事」というイメージが先行しがちですが、リアルな現場における医療事務の責任は決して軽いものではありません。
管理業務がメインになってきますので、「ケアレスミスばかりの存在」では患者さんにも周りの同僚にも迷惑をかけてしまうことになります。
年間100名を超える働く女性たちの「適職診断」を行っている私としては、ただ勢いだけで医療事務を目指すのではなく、その前に少しだけ冷静になって「医療事務という仕事は自分に合っているのか?」ということも考えてみて欲しいと思っています。
少し考えただけで「私に管理業務は向いていないかも…」と思ってしまうようでは、ちょっと心配ですよね。
いたずらに未来を想像して不安になるのもうまくありませんから、医療事務に向いている女性の特徴をいくつかご紹介しておきましょう。
「医療事務」があなたの適職なのか診断してみましょう!
次にお伝えする7項目にあなたはいくつ該当しますか?
- 聞き役になることが多い
- 質問をされたら、即答せずによく考えてから返答する方だ
- 仕事は、決められたやり方や手順に従う方が楽でいい
- これまで慣れ親しんだものに心地よさを感じ、大事にする
- 「計画的だね」と言われることがよくある
- 人の欠点がよく目に付く
- メニューを見て注文するまでが早い、あまり迷わない
おわりに
さて、いかがでしたでしょうか。
自分に当てはまる項目が多い人ほど、「医療事務という仕事で力を発揮しやすい。適職!」という傾向がありますよ。