本記事では、女性管理職の方へ『部下の悩みを自然に聞き出すコミュニケーション術』をご紹介します。
こんにちは、BPLaboです。
「私はしないよ!」と思っている人でも、上司の権力乱用をしてしまう。
部下のちょっとした異変に気付いた時、部下の悩みに耳を傾ける事も上司の務めです。
- 会社のルールを厳守しながら真面目に勤務していた部下が、頻繁に遅刻するようになった。
- いつも元気で明るいムードメーカーの部下が、最近はおとなしく存在感がない。
- 優しくて人柄の良い部下が、同僚を批判して苛立ちをぶつけていた。急に横柄な言動が目立つようになった。
- 仕事の信頼性が非常に高い部下が、初歩的なミスをするようになった。
このような部下の異変に気付いたら、いち早く対処するに越したことはありません。しかし、部下を呼びつけて、いきなり悩みを聞き出そうとするのはうまくありません。
上司
どうかした?何か悩みでもあるの?
部下
いえ、そんなことは・・・(あるけど言えない)
そもそも「いちいち呼びつける」のは上司の権力乱用とも言えます。部下にとって、呼び出された先はアウェー以外の何ものでもありません。蛇に睨まれた蛙の状態で「何かあった?」と尋ねられたところで、部下がすんなり心情を打ち明けるとは考えにくいものです。また、このような状況の中で部下を飲みに誘うのも適切なタイミングとは言えないでしょう。
上司
仕事が終わったら、軽く飲みにでも行かない?
部下
すみません。今日はちょっと・・・(行きたくない)
顔色を伺われながら「飲みにでも行かないか?」と誘われても、部下は身構えてしまうだけです。もっともらしい口実をつけて断られるのがオチではないでしょうか。
「部下が心を開いてくれない」さて、どうする?
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