楽しく過ごすコツ②:「金額を比べない」という女性の品格
多くの人には「同程度の価値の品を返すクセ」があります。
たとえば多くの親は、
- 「○○さんから3,000円の商品券をいただいたから、お返しは3,000円程度の品にしましょう」
- 「うちの子が3歳のときは2,000円のお年玉をいただいたから、3歳になった○○さんの子にも2,000円でいいんじゃないかしら?」
- 「○○さんからはちょっとしたお菓子の詰め合わせをいただいたのに、1万円もするカニを送る必要はないだろう」
など、「だいたい同じ金額の品を返すのが常識だろう」という考え方を持っていたりします。
このような親元で育った多くの子供は、その親の考え方が自然と刷り込まれているもの。お金のない時代には「物々交換」が主でしたが、それもやっぱり『同じくらいの価値の品で交換する』という考えからです。古くの時代から刷り込まれ、受け継がれてきているのかもしれません。
これをホワイトデーの男性心理に置き換えて考えてみましょう。
まあ、そうはいっても男。100円のチョコをもらったからといって100円程度の品を女性に返そうとは思いません。
しかし、300円くらいのハンドタオルとか、入浴剤やアロマなどで手を打つ男性は多いもの。それでも男性は男性なりに「喜んでくれるだろう」と思って選んでいます。
ですから、例えどんな品が返ってきたとしても「なによ、ショボいわね」と思わないで欲しいのです。
「えっ、お返しってコレ?」という卑しい気持ちはすぐに表情に出てしまいますのでご注意下さい。見返りの気持ちが強いほど顔に出てしまいますよ。
そういう女性の気持ちは、いくら鈍感な男性であったとしても分かります。
ホワイトデーのお返しを自分の渡した品の金額と比べてはいけません。男性側のセンスにもよりますが、比べてしまうとガッカリすることも多いですから。
「ちゃんと返してくれたこと」や「わざわざ選んでくれたこと」にヨシヨシという気持ちでいいと思いますよ。
おわりに
女性がホワイトデーを楽しく過ごすコツは以下の2つです。
- 見返りを求めないこと
- 金額を比べないこと
女性がホワイトデーに何かしらの期待を抱くのは仕方のないことですが、過度に期待しないことが大事ですよ。
男性と女性の「脳のつくりが違うこと」や「同程度の価値の品を返すクセ」などの理解が深まれば、自然と『男性に期待するものではない』と思えてくるものです。
気持ちに余裕を持って、ホワイトデー当日をご機嫌さんで過ごせる大人の女性でいてくださいね。