大森篤志からの回答内容
女性へのアンケート調査(ゼクシィ調べ)の結果によると、女性の結婚適齢期は27〜28歳と考える人が多いようですが、それはあくまでも目安。一つの統計データにすぎません。
素敵な恋愛や結婚をすることは、年齢に関係なく可能なものですよ。あまり神経質にならないで下さいね。
とはいえ、焦ってしまうあいさんの気持ちは十分に理解できます。
あいさんと同年代の結婚適齢期ゾーンにいる女性たちは、その雰囲気に押されるように自然と恋愛や結婚に向けて活動的になるもの。そんな同年代に刺激されて焦り始めるのも無理はありません。
しかし、本当に大切なのは「今はまだ結婚の事は考えられない」という『あいさんご自身の本心』ではないでしょうか。
また、「男性をスペックで判断してしまう」とのことですが、それが間違っているとは私は思いません。
相手の外見が自分好みのタイプであることに越したことはありませんし、年収だって低いより高いほうが安心できるものです。結婚を考えたら尚のことですよね。
ただし、あいさんにとって『ここだけは絶対に譲れない!』というパートナー選びの基準だけはハッキリさせておきましょう。
例えば、譲れない条件を「自分と同じ趣味を持った人」と決めてパートナーを選んだ場合、顔の好みが許容範囲から少しくらい外れていても、いざ付き合ってみると『相性抜群のカップルになれる』ことが多々あります。
譲れない条件を「怒鳴らない人」と決めてパートナーを選んだ場合、年収がそれほど高くない相手であっても、結婚したら『幸せに暮らしていける』ものです。
譲れない条件を「裏表・隠し事がない誠実な人」と決めてパートナーを選んだ場合、たとえ相手が自分より身長の低い男性であったとしても、「一緒に歩くのが恥ずかしい…」という気持ちより『この人がパートナーで本当に良かった!』という安心感のほうが勝るのではないでしょうか。
譲れない点をハッキリさせれば、おのずと譲れる点もハッキリしますよ。
人間は完璧ではありません。だからこそ、パートナー選びの基準に『譲れる点』が加われば、恋愛や結婚に対するハードルも今よりは随分と低くなるのではないでしょうか。
それと、「人間的に嫌いではないが、追いかけられると逃げたくなる人がいる」とのことですが、その行動は『相手を恋愛や結婚のパートナーとして見ることが出来ない』という深層心理の表れ、あるいは『まだ結婚の事は考えられない』という本心の表れかもしれません。
そう考えれば、「相手がいい人であるほど対応に困る、恋愛が面倒になる」という状態に陥ってしまう事にも納得がいくと思います。
まだ結婚を考えられないという本心のあいさん。一方、結婚も視野に入れたお付き合いを迫ってくる人のいい男性。そんな二人の関係が最初からうまくいくとは思えませんよね。
自分の内面と外面を磨くことを怠らなければ、恋愛や結婚のチャンスは必ず訪れます。
自分の魅力を高めれば、その魅力に見合った素敵な男性と結ばれるでしょう。
「焦らず、素敵な恋愛をして、幸せな結婚をしたい!」なら、まだ結婚を本気で考えられない今のうちに『自分を精一杯磨いてみる』といいですよ。