大森篤志からの回答内容
別に嫌なことが起きたわけではないけれど、いつも「バタバタ、ギリギリ」だとそれだけで心の負担になるもの。時間に追い立てられる生活は心の健康によくありません。
もしかしたらTomomiさんは、何をするにも「時間がない」感じがするのではないでしょうか。「時間がない」という感覚を持って生活をしているとしたら、他者からは「せっかちで、せわしくて、一緒に行動すると息が詰まる人」に見えてしまいます。
もしTomomiさんに「時間がない」という感覚がつきまとっているようなら、彼氏との関係もそうですが、仕事においても『ミスや失敗を誘引しやすくなる』ので注意が必要ですよ。
何をするにもギリギリでいつも慌てている人は、仕事でもミスをしやすいもの。
いつも時間に追われているため、目の前のことに精一杯で準備不足や確認不足に陥りやすいからです。「時間がない」という感覚を常に持ち続けてしまうのは、Tomomiさんの人生そのものに悪影響を及ぼしかねません。
「10分遅れそう」と焦りながら待ち合わせ場所に移動するのと「10分早く着きそう」と余裕を持ちながら待ち合わせ場所に移動するのとでは、移動中の心の状態は180度違うはずです。たかが10分に思えるようでも、されど10分。時間の考え方や使い方によってTomomiさんの幸福感も上下するのですから。
「時間に対する考え方・使い方」
生き急ぎ癖を和らげるには、Tomomiさんの「時間に対する考え方・使い方」について改めて真剣に考えてみる必要があると私は思います。
例えば、予定をすぐに見返せる状況をつくりスケジュールの詰め込みすぎを防止するために「手帳を使いこなす」ことや、慌てない焦らないマイペース主義をモットーに「何事も余裕を持たせる」ことも重要な要素です。
頑張れば1時間で納品できそうなことでも、プラス1時間の余裕を加えて「2時間あれば大丈夫です!」と言ってみる。
1日考えれば返事が出来そうなことでも、プラス1〜2日の余裕を加えて「2〜3日後には返答するね」と言ってみる。
たったそれだけのことで「納品物のクオリティが高まったり、間違いのない返事が出来たりする」ものです。それに「頼まれごとには『1』を足す」などといったTomomiさん独自のユニークなルールを持てれば楽しみながら実践できそうですよね。
生き急がずに生きていくコツは、『余裕を持って過ごせる仕組みづくり』にありそうですよ。