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「私、コミュ障だし…」コミュ障を克服し自分らくしく仕事しよう!

「私、コミュ障だし…」コミュ障を克服し自分らくしく仕事しよう!

今回は、「コミュ障を克服する方法」を3つご紹介します。

大森篤志

こんにちは、BPLaboです。

コミュニケーションが苦手と思っている人は、往々にして「話すのが苦手」と思っているのではないでしょうか。

しかし、会話というコミュニケーションは、「話す人」だけでなく「聞く人」がいて成り立つことを忘れてはいけません。しかも、会話を盛り上げるカギを握っているのは「聞く人」だったりするんですよ。

話すのは苦手でも、聞くことはどうでしょう。ここでは、自分のことを「コミュ障だし…」と思っている多くの人が「それなら私にも出来る!」と思える方法をお伝え致します。

1.「あいづち」のスペシャリストになる

聞く力を高める最大のポイントは、「あいづち」です。

人には「自分を受け入れてもらいたい」という承認欲求があるため、親身になって話を聞いてくれたり、自分に深く共感してくれた時には相手に好意を抱きます。

それを知っている人たち、例えば営業職で成果を上げているような女性たちは、コミュニケーションの段取りとして、まずは相手の話を聞くことに徹します。しかも、タイミングよくあいづちを打ちながら、気持ちよく相手の話を引き出していくのです。早い話が『コミュ上手は聞き上手』ということですね。

あいづち上手な女性たちは、会話を盛り上げるために次のようなポイントを押さえています。

あいづちに「抑揚」を加えよう!

あなた
えっ!本当ですか!それはすごい話ですねっ!

 

「えっ、本当ですか!」と少々オーバーに驚いて見せたり、「へー」や「なるほど」に留まらず「それはすごい話ですね!」と精一杯の感心・関心を示すと、相手は自分の話が受け入れられていると感じ、どんどん話をしたくなります。

あいづちに「確認」を加えよう!

あなた
なるほど、つまり〇〇ということですね!

 

「なるほど、つまり〇〇ということですね」のように、話の内容を確認するようにあいづちを打つと、相手は自分の話が理解されていると感じ、ますます話をしたくなります。

あいづちに「質問」を加えよう!

あなた
えっ、本当ですか!それは凄い話ですね。その後は、どうされたのですか?

 

相手の話に共感したり、驚いたり、時には確認をしたりするあいづちは、会話に適度なリズムを生み出します。

そして、会話にさらなる弾みを付けて展開させていくのが「質問」です。「えっ、本当ですか!それは凄い話ですね。その後は、どうされたのですか?」と導くと、相手は喜んで話を続けてくれます。

まずは、「抑揚」「確認」「質問」を会話中に強く意識しましょう。

2. 相手との「距離」を意識して保つ

人は、他人と接する時「相手との間柄によって適正な距離を取ろうとします」初対面の相手にはむやみに接近しない一方で、仲の良い同僚にはボディタッチをすることもあるのではないでしょうか。

このように、相手との関係に応じて無意識に取ってしまう距離空間を「パーソナルスペース」と言います。人は、このパーソナルスペースに踏み込まれるとストレスを感じるのです。

適正なパーソナルスペースは、相手との関係性によってある程度定められており、主にビジネスの場における快適なパーソナルスペースは「1.2メートル」と言われています。

例えば、取引先の担当者と挨拶を交わす時、売り場でお客様と対面で話す時など、特に立ったまま会話をする時は、近すぎず遠すぎない1.2メートルの距離を保つように心がけてみましょう。

「コミュニケーションをとらないと…」と思っていると、いきなり相手のスペースに土足で踏み込んでしまいがちです。コミュニケーションで一番大事なのは、積極的に話をしようとすることではなく「相手の立場になって考えること」なのです。

3.事前に「一言」を決めておく

ビジネスの現場では、初対面の相手に自己紹介する場面も多いのではないでしょうか。

初対面の相手と名刺交換する際や初出席の会議などを初め、新社会人の方であれば大勢の人の前で自己紹介することもあるでしょう。

そして、「コミュ障だし…」と思うの人たちにとって「自己紹介ほど苦痛な場面はない」ようです。

でもご安心ください。次のポイントを抑えて一度だけ事前準備をしておけば、驚くほど自己紹介力が身に付きますよ。

それは、「自分自身を一文で表現出来るキャッチフレーズを決めておくこと」です。

例えば、あなたが化粧品の販売員であれば「これまで50人以上の肌トラブルを改善させてきました!」「化粧品で肌トラブルを改善させるスペシャリストです」「誰にも負けないお肌マニアです!」など、事前にキャッチフレーズを用意しておくのです。

出来れば、あなたが得意なこと、強み、実績などを踏まえて等身大なイメージを考えてみるといいでしょう。

ビジネスにおける自己紹介の場面では、「会社名」「部署名」「肩書き」「名前」と「ちょっとした自己キャッチフレーズ」が言えれば、あまり困ることはありません。

適正でかつポジティブなキャッチフレーズは、会話のきっかけや盛り上がりを作ってくれることでしょう。例え口下手な人であっても、ちょっとした一言を事前に決めておけば急に自己紹介を迫られても上手くいくものです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

話すのが苦手なら、聞くのが得意な可能性もあります。上手に聞く(聴く)ことさえ出来れば、仕事も実生活も人間関係で困る場面は劇的に少なくなるはずです。なぜなら、コミュニケーション能力の本質は、実は「聞く力」のことだからです。