危ない!だから、たった一通のメールで人間関係を悪くしてしまう。

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こんにちは、BPLaboです。

大森篤志

今回は『メールで相手を怒らせないコツ』を一緒に学んでいきましょう。

 

そのメール、マジでやばいよ…

医療機器の営業販売をしているネコさん(30歳女性)は、

先日、メールでとんでもない失敗をやらかしてしまいました。

 

チームの売上目標達成まであと少し。

ネコさんは上司のワンさん(40歳男性)にハッパをかけられ、ここ10日間は休みなしで働いていました。

でも…疲労も限界に達し、思うように売上も伸びない。

さらにデートの約束をしていた彼氏とも会えないしでイライラ。

 

「誰かに愚痴を聞いてもらいたい…」

 

ネコさんのストレスもピークに達していました。

そこで、仲のいい同僚のニャンさん(30歳女性)に愚痴メールを送ってみた、つもりでした…。

 

「ワンのせいで、ストレスがすごいよ…彼氏とも会えないし。もうワンの下ではやってられない、限界かも…」

 

しかし…ニャンさんに送るはずのメールをワンさん本人にうっかり送ってしまったのです。

ワンさんの愚痴をワンさん本人に吐き出してしまってはシャレにもなりません。

「ヤバっ!」と思った時はすでに遅し…

送ってしまったメールは今更どうしようもありません。

すぐにワンさんに連絡を入れて平謝りし、表面上は許しを得られたものの、次の日からのワンさんの態度は一変。

明らかに大事な仕事は任されなくなってしまったし、どことなく目も合わせてくれない。

以前は「ネコさん!これ、お願いできる?」と直接バンバン指示が飛んで来たのに、間接的に指示が回ってくるように…

 

「明らかに嫌われてる…」

 

ネコさんはメールの失態を期に仕事のモチベーションもガクッと下がり、職場にも居場所がないように感じ始めました。

そして、結局は自主退社…

自己都合という形で会社を去ってしまったのです。

 

本来であれば、上司であるワンさんがネコさんの苦労やストレスを汲み取り、職場の業務改善などに努めるべきです。

でも、上司をワンと呼び捨てにし、思いっきり本音の愚痴メールを送ってしまったのですから、以前と同じような人間関係へと修復するのはなかなか難しい。

案の定、ワンさんとネコさんとの間で向き合った建設的な話し合いなどはありませんでした。

それどころか、ネコさんが追いつめられてしまい退社をしてしまうという事態に陥ってしまったわけです。

 

それでは、ネコさんのようなメールでの失態を防ぐためにはどうしたらよかったのでしょうか?

 

メールでのうっかりミスは、こうやって防ぐ!