年配の男性や上司と接するのが苦痛。転職など対処法はありますか?

働く女性の無料相談・回答

相談:年配の男性と接するのが苦痛。転職してもまた同じような上司に当たったらと思うと不安で…

相談者:Sさん

初めまして。宜しくお願いいたします。

私は今、在宅で事務の仕事をしています。

結婚しており、子供は来年小学生です。

元々は、正社員で働いていましたが、上司のパワハラが原因で退職しました。

幼少期から父親が威圧的で苦手というのもあってか、年配の男性と接するのが苦痛です。(私が中学生の時に両親は離婚しています)

特に頭ごなしに押さえつけるような言い方をする人がダメで…。今の上司もそうです。

私の体調が優れないこともあり、在宅なので無理なく出来るかと今の仕事を選んだのですが、夜中でも仕事の要請がメールで来ます。

最近は慣れて、朝に対応しています。

しかし、威圧的な上司とこのまま仕事を続けていけるか、正直自信がありません。

子供が学校に上がるのを機にパートを辞めようかとも考えています。

しかし、また転職をして同じような上司になったら…と思うと不安です。

どこへ行っても人間関係で悩むのはわかっているのですが、そのような方と縁があります。

対処方法など、アドバイス頂けたら幸いです。

※これからは同じ同性の方や子供達を対象に何かサポート出来る仕事に就きたいと思っていますが…。

(本記事は、当サイト「働く女性無料相談窓口」より、働く女性から寄せられたご相談にお答えする内容となっております。)

ご相談に対するアドバイス

こんにちは、BPLaboです。

Sさん、ご相談ありがとうございます!

BPL Woman Editor

それでは、回答させて頂きますね。

大森篤志からの回答内容

自分の気持ちを整理する

人として素晴らしい、穏やかで優しい、そんな上司もどこかにはきっといるのだろうけれど、なかなかご縁がない。そんな自分自身の仕事人生に対する不満がひしひしと伝わってきます。

それどころか、職場の人間関係に悩むことが多すぎて、「どこへ行っても同じ、威圧的な上司ばかり(自分に合う上司なんていないのでは?)」という気持ちが強くなっているようにも見受けられます。

父親は関係ない?

年配の男性と接するのが苦痛であるとのことですが、それと父親との出来事を結びつけて考えてしまうのは非論理的であると私は考えます。

接する年配の男性に父親を重ねてしまうのかもしれませんが、その人はその人であって父親ではありません。

本当はとても紳士的で人として素晴らしい相手なのにどうしてもそう思えない。あるいは、その人にも良いところがあるのにそれに目を向けることができない。

そうやって父親の残像に引っ張られて現実を歪めて認識してしまっている可能性もあるのでしょう。

どんな過去も現在には関係ない

ここでハッキリとお伝えしておきます。

Sさんには自らの運命を創造していく力があります。決して家庭環境の犠牲者ではありません。

これからどうやって仕事や人間関係を充実させていくか、それはいつでもSさんが選択できるものであり、Sさんにどんな過去があったとしても、現在には関係がないことなんですよ。

ワクワクが大事!

威圧的な上司が苦手なことや、そういう方とばかりご縁があることに関しても、同じことが言えると思います。

そう感じるのは、心のどこかで無意識に自分はそういう運命なんだと思い込んでいるからかもしれません。

「どこへ行っても人間関係で悩むのはわかっている」という思い込みが、現実を引き寄せている可能性があるのです。

もう一度言わせて下さい。Sさんには自らの運命を創造していく力があるんですよ!

次の職場では、これまでの仕事人生の中で最も自分に合った上司と巡り会うことができるかもしれません。それは次の次かもしれませんし、次の次の次かもしれません。

いずれにしても、「次も苦手な上司だったら…」という不安より、「次こそは」というワクワクした気持ちで仕事人生を歩んでいったほうが楽しいですよね。

未来は誰にもわからないのですから、いたずらに不安をこしらえて怯えることほど無益なことはありません。

仕事選びの基準を上司にしない

本回答をご参考にして頂きながら、Sさんなりに年配の男性や上司を見る目を変えてみたけれど、それでもやっぱり威圧的な上司であると判断した場合はあまり我慢をしないで下さい。

むやみやたらと次の不安を考えずに動くこと。例えば、異動願いを出す、転職するなどの選択をしてもいいのではないでしょうか。

Sさんが関心を寄せている、“女性や子供たちをサポートする仕事”は探せばたくさんあります。

あまり上司にばかり気を取られず、Sさんの心が踊るような仕事(興味のある仕事、楽しそうな仕事など)を基準にどんどんチャレンジしてみてください。