こんにちは、BPLaboです。
今回は「目上の人があきれかえるNGフレーズ」を3つご紹介します。
NGフレーズ:
- 「部長、おすそわけです」
- 「先輩なりの意見を聞かせてください」
- 「課長、参考になりました」
1. ちょっ!! 部長に「めぐんでやるよ」って言えますか?
大量にあって持ち余している品々を人に与えるときに使う言葉。
それが「おすそわけ」という言葉です。
例えば、青森の実家から大量のりんごが送られてきて、一人ではとても食べきれないとき。職場に持っていき、同僚に「おすそわけ」することもあるでしょう。
「おすそわけ」する相手が同僚なら問題ありませんが、相手が目上の人であれば「おすそわけ」は使わない方がいい。
なぜなら、「おすそわけ」には『余り物をめぐんでやる』というニュアンスが含まれているからです。
間違っても、「部長、おすそわけです」と言わないように。
これでは、部長に「めぐんでやるよ」と言ってるようなものです。
この場合は「部長、青森の実家から送られてきたりんごです。よろしかったらどうぞ」と言うべきでしょう。
2. あちゃちゃ、先輩を下げちゃうのね…
相手の意見を求めるときに使う言葉。
それが「○○さんなりの意見を聞かせて欲しい」という言葉です。
ただし、「○○さんなり」の「なり」という言葉は『自分をへりくだる』ときに使うもの。
- 「自分なりに考えてみたのですが…」
- 「私なりの考えで大変恐縮ではありますが」
などと使うのが正しい。
それなのに、主語を「目上の人」にしてしまう人は意外と多い。
「先輩なりの」「課長なりの」などと使うと、相手を下げてしまう言い方になってしまうので失礼になります。
この場合は
- 「先輩の意見が聞きたいです」
- 「課長のご意見をお聞かせください」
などとストレートに言った方がいいですね。
3. 教えてもらった側なのに、偉そうだね….
アドバイスをいただいたときなどに使いがちな言葉。
それが「参考になりました」という言葉です。
実はこの言葉…感謝の気持ちで言ったつもりが「仇」となる危険性も。
なぜか?それは、「参考」には『欲しかった答えではなく、参考程度のものだった』というニュアンスが含まれるからです。
言われた方は、
- 「答えになってない感じ?」
- 「ズバリ言ったつもりなんだけど、参考程度にしかならない感じ?」
と気分を害してしまうこともあるのです。
本当に参考になって、アドバイスをもとに考え直そうと思うのなら、
- 「課長、大変勉強になりました。私の考えがどれほど至らないかよく分かりました」
- 「課長、新しいモノの見方を教えていただきありがとうございます」
など、自分をへりくだって相手をグッとあげるような表現がいいでしょうね。
このような返答ができれば「好印象美人」になれますよ♪
)目上の人があきれかえるNGフレーズ
- 「部長、おすそわけです」
- 「先輩なりの意見を聞かせてください」
- 「課長、参考になりました」
目上の人は、目下の人の言葉に敏感な人がまだまだ多いです。
感謝のつもりで言っているのに、それがうまく伝わらないなんてもったいない話です。
ぜひ、心得ておきましょうね。