こんにちは、BPLaboです。
今回は『女性中間管理職の人心掌握術』についてご紹介したいと思います。
女性に限らず、管理職という立場は、上司や部下を尊重しながら上手に物事を進めていく重要なポスト。
中間管理職として最大限の力を発揮するためには、『上司と部下を調整する能力(調整力)』が必要になってきます。
今回ご紹介する褒め言葉を活用して、女性中間管理職の調整力を磨いていきましょう!
「頑張ってるね!」の使い倒し、もうやめませんか?
実際に相手が「仕事ができる・できないに関係なく使える」便利な褒め言葉。
それが、『○○さんでもっているようなもの』という褒め言葉です。
会社で働いている以上、誰もがそれなりに頑張っているもの。上司の立場にあるのなら、部下の頑張りを感じたらすかさず「ねぎらいの言葉」をかけて欲しいですね。
ただし、「頑張ってるね!」というワンフレーズを使い倒しているだけでは、部下自身も褒められている感覚がどんどん薄れていってしまいます。
そんなときは、「このプロジェクトは、あなたでもってるようなものよ」と声をかけてあげましょう。
さりげなく
- あなたは欠くことの出来ない存在
- あなたは必要な人、大事な人
ということをきちんと伝えることで、部下のモチベーションは劇的に上がります。
他にも、チームの中でいつも雑用ばかり任されている人に「あなたのような縁の下の力持ちがいないと、チームが機能しないわね」と言ってあげれば、「この人はちゃんと見てくれている」と思われ信頼されるでしょう。
ただし、皆の前で使うのはNG。なぜなら、他の人の目線と大きく違うところもあるから。
同僚の立場、部下の立場、上司の立場など、立場によって他人の見え方は違ってくるもの。
上司の立場で「Aさん、頑張ってるな!」と皆の前で褒めても、他の同僚は内心で「Aさんより、私の方がはるかに頑張ってるんですけど」と感じているかもしれません。
そういった部分にも配慮し、さりげなく個別で声をかけてあげましょう。個別で褒めるからこそ、当人以外の人に悪影響を与えることはありませんからね。
部下であろうと上司であろうと、年上なら経験を立てるのが吉◎
仕事で「年上部下」や「上司」が助けてくれたときには、すかさず返したい言葉。
それが、『やっぱり、経験が違いますね』という言葉です。
感謝の気持ちを伝えつつ、場数を踏んでいる相手への敬意もきちんと示す。部下であろうと上司であろうと、年齢が自分よりも上であれば、場数などの経験を立ててあげるといいでしょう。
年上部下には、
- 「やはり、経験が違いますね。○○さんがいてくださって助かりました」
- 「他の人との経験の差が出ましたね、さすがです!」
上司に対してなら、「どうしたら、部長のように出来るようになれるのでしょうか?」などと相談すれば、「最初から出来たわけじゃないぞ」と昔を振り返ってアドバイスしてくれるはず。
そのアドバイスを受けて、「もの凄く勉強になります!自分の未熟ぶりがよく分かりました」などと返答することが出来ればベターでしょう。