大森篤志からの回答内容
今のバイトを辞めたいと思ってはいるけれど、店長に伝える勇気が出なかったり、彼と会う日が減ることに不安があったりして、どうすることが今の自分にとって最善なのかあれこれ考え悩まれているのですね。
職場に苦手な人が多かったり、動かない人たちの負担を背負うことになったり、それでも週6日というハードワークを高校生の頃から続けている経験は、きゅーさんにとって大きな財産になっていると私は思います。
きゅーさんの置かれている状況を考慮する必要はありますが、新しい職場へ移るタイミングとしては決して悪くはないのではないでしょうか。
辞めたいと伝えることに勇気は必要ない
「店長に辞めたいと伝えて止められたりしたらどうしようと怖い」という気持ちはよくわかります。
他の人よりもよく動く働き者のきゅーさんは、きっと店長からの信頼も厚いのでしょう。そのことに薄々気づいているがゆえに、きゅーさんには「きっと執拗に引き止められるに違いない。そうなったら断るに断れない…」という不安があるのではないでしょうか。
ですが、”辞めることを受理されない”なんてことは基本的にありませんので安心して下さい。
辞めたいと伝えることに勇気は必要ありません。働く者の当然の権利だと考えましょう。
辞める理由を詳しく伝える必要も下手に取り繕ったり嘘をつく必要もありません。辞める理由は、「一身上の都合」で十分です。
引き止められても「すみません。引き継ぎはちゃんとしますので」などと当たり障りのない適切な対応でサラリとかわし続ければ、それ以上は執拗に引き止められることはないと思いますよ。
仕事と彼を切り離して考える
余談ですが、私は職場恋愛で結婚しました。そして、妻は、私との交際がスタートしたと同時に新しい職場へ転職しています。
何がお伝えしたいのかと言いますと、”二人の職場が違うと関係性が悪化するのか”というと、決してそんなことはないということです。むしろ、職場が違ったほうがお互いに気を使わなくて済んだり、プライベートで会う時により新鮮な気持ちになれたりするものです。実際、私たちはそうでした。
「彼がそこまで会わなくても平気で自分の時間を大切にする人なので」とありましたが、彼に限らず多くの男性が”そんな感じ”です。（笑）
彼にとっては、「職場がきゅーさんと一緒じゃないほうが良い、週6回会うよりも週1回程度のほうが愛情が長続きする」などと考えている可能性もあります。この機会に一度彼の気持ちを確認してみてはいかがでしょうか。
どんなにきゅーさんが会う回数が多いほうが良いと考えていても、相手がそれを望んでいなかったとしたら、それは一方通行の恋愛関係になってしまいます。一方通行の恋愛が長続きすることはありません。
また、彼と同じ職場ではなくなることで「不安になったり、彼に依存してしまったらどうしよう」と心配されているようですが、私には『彼と一緒の職場が良い、会う回数が多いほど良い』という考え自体が既に彼への依存傾向の表れではないかと見ています。
依存の反対である自立とは、彼と会える会えないに関係なく（彼を基準の一つにすることなく）自分の人生を自分で選択していく姿勢とも言えるのではないでしょうか。
それと、たしかに職場が変わっても、きゅーさんのおっしゃる通り”しんどい”という要素はあると思います。しかし、それと今の職場に留まることがきゅーさんにとって本当に最善の選択になるかどうかは別の問題です。
本回答を参考に改めてきゅーさんにとっての総合的な最善の選択をして頂ければ本望です。
