大森篤志からの回答内容
さあやさん!
20歳という若さで「彼以上の男性は現れない」なんて言わないで下さい。
彼との思い出は、この先いくらでも塗り替えることが可能です。しかも、もっと明るくハッピーな色にだって。
さあやさんは新しい恋をしたほうが幸せになれるのではないかと私には思えてなりません。
別れても戻ってしまう原因の一つに“執着心”があります。
執着心が手放せれば、彼から連絡が来てもいたずらに反応せずに済みますよ。
あえて“彼との楽しかった思い出”と向き合う
楽しかったこと、嬉しかったこと、優しくされたこと。思い出せる限りで構いませんので、彼とのポジティブな思い出を紙に書き出してみて下さい。
思い出の写真や動画などを見返してみたり、幸せがピークだった頃によく聴いていた音楽を聴き返してみたりするのもいいでしょう。
そして、涙が枯れるまで泣いて下さい。心が折れる感覚、胸にポッカリと穴が空いた感覚を感じ切って下さい。どん底にご自身の足がつくまで落ち切って下さい。何日かかっても構いません。
「そんなことをしたらますます彼に執着してしまうのではないか。余計に手放せなくなってしまうのではないか」と思ってしまうかもしれませんが、それは違います。
なぜなら、彼への執着を手放すには『彼に対する感情が空っぽになるまで出し切る』必要があるからです。
負のスパイラルに陥ってしまう理由
ずるずると元の鞘に収まってしまう。そして繰り返し同じような問題に悩まされる。という負のスパイラルに陥ってしまう最大要因は“未練によって生まれる執着心”にあります。
「連絡が来たら戻ってしまいそうで怖い」のは、彼への未練が絶ち切れていないからに他なりません。その未練こそが執着心を生んでいるのです。
「別れようと言われながらも合鍵を渡されてそのまま同棲を始めた」のも、同じような心理メカニズムによるものと考えていいでしょう。
彼に対する気持ち(情)を整理する
今のさあやさんに必要なのは、彼に対する気持ち(情)を整理すること。
その際、あまり彼のネガティブな部分に意識を向けないことが大切。意識して『彼に感謝すること(感謝できる点を探すこと)』がポイントです!
「お前重いねん。きもいねん。はよ帰れや。」と酷い言葉を浴びせられたなあ。同じ空間にいるのに無視されて悲しかったなあ。結局はモラハラ男だったなあ。などと、ネガティブな内容も多く見受けられますが、それだけでは彼に対する気持ちの整理にはなりません。
「自分のどういう行動が相手に重いと感じさせてしまうのか学べた」「中途半端な関係の時に同棲してはいけないと痛感した」「いろいろあったけれど、良い経験になった」など、”自分にとってプラスになったこと”にも目を向けましょう。
別れが自分自身を成長させる
別れは、自分自身の弱さと向き合える良い機会でもあります。
自分自身の弱さと向き合った人は、精神的に成長します。
それら一つ一つの男性経験が、女性の”男性を許容する器”を大きくし、一段と魅力的になる女性は多いんですよ。
大切なのは、エネルギーの使い道!
恋をした以上、その恋を長続きさせる努力は必要です。
しかし、自分なりに努力しても不幸になる恋であるなら”自主的に終わらせる”ことも必要だと思います。
お二人の恋愛関係は、幸せに満ちていましたか?それとも、自分なりに努力してもうまくいかない恋でしたか?
もし後者であるなら、長続きさせる努力にエネルギーを使うのではなく、新しい恋に使ってみてはいかがでしょうか。
本当に大切なのは、さあやさんご自身が幸せになれる恋にエネルギーを注ぐことですよ。