2ページ目:【働く女性悩み相談】これってパワハラ?職場上司の悪態への対処法

大森篤志からの回答内容

なるほど。どうやらRinさんの上司「Aさん」は、自己中心性の強い傾向があるようですね。

今の会社に入社して間もないRinさんは、ただでさえ仕事をこなすことで精一杯のはず。そのうえ一番近くにいる上司のエゴが強いとあっては振り回されてしまうのも無理はありません。

職場のパワハラとは、同じ職場で働く人に対して、職務上の地位や職場における人間関係の優位性などを利用し、業務上適正と考えられる範囲を超えて、精神的・身体的な苦痛を与える、または職場環境を悪化させる行為を言います。

職場のパワハラを見極めるポイントは、業務を行う上で適正な範囲内の行為だったかどうかという点です。

例えば、Rinさんが上司からの指示や注意などに不満を感じたとしても、それらが業務上必要かつ適正な範囲内で行われている場合はパワハラに当たりません。

上司は、自らの職位・職能に相応な権限を発揮し、業務上の指揮命令や指導監督を行い、上司としての職責を果たすことが求められます。

そういう観点では、「知識の理解が深まり技術が身に付くまでは何度も繰り返し教える、ミスをしたり期限を守れなかったりした場合は厳しく注意して再発防止のレポートを書かせる」などの行為は、上司として適正の範囲内の務めと言えるでしょう。

そのため、人を不愉快にさせる発言や嫌味な言い方に問題はありますが「頂いたご相談内容だけではパワハラと断定することが難しい」という事をご理解下さい。小姑の小言のようなやり方がパワハラに当たるのかどうかは、業務上適正な範囲を超えた上司の行為・状況証拠が揃うことによって判断できるようになると思いますよ。

可能であれば、身近な同僚から客観的な意見を聞いてみて下さい。

第三者の目線から「Rinさんだけが酷い扱いを受けているように見える」と知らされれば、それも一つの状況証拠です。

「他の同僚もAさんの言動にはついていけないようだ」とわかれば、それは「職場環境を悪化させる行為」に該当するため職場のパワハラと判断できます。

職場のパワハラであることが明らかになれば、同じ思いを抱いている仲間を募って直接Aさんのもとへ詰め寄るもよし、Aさんの上司や人事・コンプライアンス等を管理する部署へ相談するのも一つの方法です。

とはいえ、Rinさんは今の会社に入社してまだ1年未満。そんな大事になりそうなことはなかなか出来ないものでしょう。

また、「物理的にAさんと関わらない」ようにするには、RinさんかAさんのどちらかが今の部署を異動したり、退社する他にありませんので現実的な考えとは言えません。

今日からすぐに使えるパワハラ上司対策

そこで、今日からすぐに使えるパワハラ上司対策として『AさんにRinさんを警戒させる方法』をお伝えしておきますね。うまくいけばAさんのほうから離れていきますよ。

では、一体どうするのか。

Aさんから強く叱責されて耐え難い時や、今後も長らく執拗な小言が続くようなら、次の3ステップで牽制してみて下さい。

  1. まずは「すみません」ときちんと謝る。
  2. 次に「Aさんのご指導にはいつも感謝しています」と上司を立てる。
  3. 最後に「ただ、このように威圧的に注意されるとパワハラのように感じて凄く怖いです」と伝える。

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ポイントは、「パワハラ」や「怖い」という言葉を盛り込んで伝えること。『この部下にこれ以上の指導をすると危険である事を上司に認識させる』のが狙いです。

あまりにも理不尽で酷い言動をされた場合は「もう会社に出てくるのが怖い、精神的にきているので明日から出社できなくなってしまうかもしれない」などと恐怖に震えている様子を示しながら伝えましょう。

自分の対応のせいで部下が欠勤したり離職したりすると、Aさんは会社から「上司としての管理能力を問われることにもなる」ため、Aさんにとってかなりインパクトのある心理的圧力を与えられると思いますよ。

おわりに

「本人と関わらない方法」をご希望とのことでしたが、同じ職場で働いている以上は残念ながらどんな方法でも少なからずAさんとの関わり合いは発生すると思います。

先程お伝えしました『Aさんの上司や人事・コンプライアンス等を管理する部署へ相談する方法』が最もAさんとの直接的な関わりが少なくなると考えられますが、相談する際には感情的に訴えるのではなく第三者が理解、納得できる材料を用意して理論的に相談することが大切です。

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