大森篤志からの回答内容
「切ない」という言葉が適切かどうかわかりませんが、、、「夫婦って何なんだろう?」と考えさせられますよね。
実際、「旦那さんが話を聞いてくれない」と嘆く女性は、ぶっちゃけ『かなり多い』です。ただし、その嘆きには「夫は自分のことを一番理解してくれているはずなのに」という期待や思い込みが含まれていることも少なくありません。
よくよく考えれば「夫婦といえども他人」です。『分かり合えることも、合えないこともある』のが自然でしょう。
ペンギンさんが「一番身近な人(夫)なのに…」「家庭の中だというのに…」と考えてしまう気持ちはよくわかりますが、それでも『どんなことでも分かり合える』とは思わないほうが賢明ですよ。
私の持論ですが、『仕事の悩みや愚痴を聞いてもらう相談相手は慎重に選ぶ』ことが大切だと思います。
相手がペンギンさんの問題を解決することは出来なくても、「何も言わず親身になって話を聞いてくれる」だけでペンギンさんはだいぶラクになれるもの。問題の半分は解決されたも同然です。
「働くママの管理職は誰にでも出来ることじゃないよね。本当にすごいと思う」と褒めて応援してくれたり、「大変だったんだね。つらかったでしょう」と気持ちを汲みとって貰えると、それだけでペンギンさんの心は安定に転じるはずですよ。
そう考えたら、少なくとも『ペンギンさんの話を否定しない人』を相談相手に選ぶべきでしょう。
悩みを抱えた時、多くの女性は「誰でもいいから話を聞いて欲しい」と思いがちですが、それは危険です。相談相手を選ばないと、中には、批判したり、バカにしたり、他人の不幸を面白がる人がいるからです。間違った相手に相談すれば『相談する前よりも気落ちしてしまう』ことは想像に難くありません。
ペンギンさんの周りを入念に見渡せば、「いつも自分を応援してくれる人」や「いつも自分の味方になってくれる人」がいるはずです。その中から厳選してみてはいかがでしょうか。
ただし!だからといって、その相手を「愚痴のはけ口」にしてはいけません。会うたびに愚痴を聞かされれば、どんな人でもウンザリするもの。時には相手の愚痴を聞いたり、相談にのってあげること。『持ちつ持たれつ』の精神は忘れないようにしましょう。