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【相談】女性中間管理職。職場で同じ立場の女性たちに劣等感。

働く女性の無料相談・回答

大森篤志からの回答内容

結衣さん、リーダー歴1年の今の段階で「そこまで深刻に評価を気にする必要はない」と思いますよ。半年ごと、1年ごとに給与や手当てが見直される企業がほとんどです。もしかしたら、次の見直しで『リーダーの中で結衣さんだけが手当て額アップ』になるかもしれません。

そんなワクワクを抱きながら、たとえ今が不満でも「笑顔で喜んで仕事に取り組む姿勢を示し続ける」ほうが賢明ではないでしょうか。目先の評価ばかりを気にしてはいけません。周りからの評価というものは、自分で思っているよりも『ずっと後から』やって来るものです。

マイナス感情は早めのリセット

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結衣さんご自身と他のリーダーを比べて劣等感を抱いているようですが、今のような劣等感を持ち続けていると、残念ながら結衣さんは「もっと卑屈になり、周りからは感じの悪い人に見えてしまう」ことでしょう。

悲しいかな、そういう悪い面ほど逆に評価されやすいものです。他者を羨み妬むようなマイナスの感情、いわゆる「歪んだ劣等感」は早めにリセットしましょう。

今の結衣さんが抱えている歪んだ劣等感(他者との比較による劣等感)をリセットする方法は、『自分が今どんなに恵まれているかに気づき感謝すること』ではないでしょうか。

たとえ小さくても手当てを支給して貰えるなんて、そもそも手当てとは別途で毎月の基本給も貰えること自体、仕事がない人から見たら夢のようなことです。『仕事がある、部下もいる、彼氏もいるし、友達も家族もいる。』こんなふうに結衣さんご自身の「既にあるもの」に目を向けてみると、『自分が今どんなに恵まれているかに気づき、感謝の気持ちが芽生えてくる』はずです。

他のリーダーたちをいたずらに羨み妬む気持ちも小さくなっていきますよ。

良い切磋琢磨を生むことが大事

自分の心に余裕が持てれば、他のリーダーたちの長所を認めて褒めることだって出来るはずです。同じ立場同士、良きライバルとして切磋琢磨できる友好な関係を築くことが、何より「自分も部下も成長できる近道になる」のではないでしょうか。

自分の気持ちの上げ下げで仕事、部下へ影響を与えてはいけません。一にも二にも、まずは『自分の置かれている状況に感謝する』ことから始めてみてください。