『覗かないこと』が気配りになる。
ジッと覗かれる側の不快な気持ちが理解できれば、『覗かないことが気配りになる』ということも分かるはずです。
特に仕事のシーンでは、相手のカバンの中や手帳などをジロジロ覗き込まないことが肝要ですね。
取引先との打ち合わせの席で、「それでは次回の打ち合わせ日時を決めましょうか?」というシーンはよくありますが、
こういうときは、相手の手帳やスケジュール帳をジロジロ覗き込まないように心遣いしましょう。
また、受付業務などでお客様からご芳名の記帳をしていただく際は、お客様の手元をジッと見続けないことが気配りですし、
お世辞でも字がきれいとは言えない場合には、スッと視線を外すような心遣いをしたいものです。
「目は口ほどにモノを言う」と言われるように、
「目」は人とのコミュニケーションにおいて非常に大きな影響力を持っています。
だからこそ、「目のチカラ」は正しく使いたい。
あえて目をそらした方が相手に好感を持たれるケースがあることを覚えておきましょう。
相手の目を見て話すことは大事とされていますが、時には視線を外すことで適度な距離感をとることも必要なのです。
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