「心が折れても、悩みがあっても、職場の人には相談できない」と嘆く女性は少なくありません。
こんにちは、BPLaboです。
職場に心を許せる同僚が一人でも居てくれたら、どれだけ救われるでしょうか。その同僚が女性であれば「より近い感覚で共感し合える」ため、心強い味方になるものです。
そこで今回は、『心を許せる同僚女性の作り方』をお届け致します。
『あるポイント』を押さえてランチタイムを活用する
「心を許せる同僚女性が欲しい」のなら、ランチタイムを活用しましょう。
毎日手作り弁当を持参し、自分のデスクや社員の休憩スペースなどで食べているだけではいけません。可能なら週に1回、せめて月に1回くらいは同僚と外でランチすることをお薦めします。
但し、どんなお店でランチしてもいいというわけではありません。ランチタイムをより効果的に活用するにはコツがあるのです。
ズバリ!『あまり混んでいないお店を選ぶ』ことです。
味が美味しい、店内がオシャレ、メニューが豊富。たしかに、それらも大事です。しかし、ランチタイムを通して同僚との仲を深めようと思うなら『お店の混み具合を気にする』のが肝心なんですよ。
あまり混んでいないお店がいい理由
それでは、ある面白い実験データをもとに解説致しましょう。
総勢20名の被験者たちには2人1組のペアになってもらい、5組10名がA店で、その他の5組10名はB店で食事をしてもらいました。A店とB店はメニューも味も店内の規模や作りも全く同じお店です。
しかし、その結果は意外なものでした。
A店で食事をした5組10名全員が「美味しかった、楽しかった」などの肯定的な意見だったのに対し、B店で食事をした5組10名全員が『料理の味と店員の態度を酷評した』のです。
なぜなら、お店の満席状態を混雑レベル10とした場合、A店は混雑レベル5、B店は混雑レベル10の状態だったからです。B店の混雑レベルがA店の2倍だったことが『被験者たちの味覚も人を見る目さえも変えてしまった』のです。
また、「食事中に二人でどんな会話をしたのか」という問いに対して、A店で食事をした被験者たちは「お互いのことについてたくさん話をした」と満足そうに答える人ばかりでした。
一方、B店で食事をした人たちからは「店員の態度にイライラしていて、二人でどんな話をしたのかあまり覚えていない」などと答える人が目立ったそうです。
イライラは伝染する
この実験結果の最大のポイントは『混んでいるお店では、目に映るものを悪く評価してしまいがち』ということでしょう。つまり、あなたが同僚とランチに行った時、そのお店が混んでいると『あなたまで悪く見られる可能性がある』のです。
田舎から都会に出てきた時の混雑がストレスになるように、人は「混雑した環境にいると心に負荷がかかる」もの。緊張したり、精神的にイライラすることもあるでしょう。
そして、そのイライラは確実に伝染します。まず「一番近くにいる相手に伝染する」のは想像に難くありません。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
混雑を避けるため、可能な場合は「ランチ時間をずらす」などの工夫をするのも効果的ですね。
少しくらい味が落ちるとしても、ゆったり食事ができるお店を選ぶことが『ランチタイムで同僚との仲を深めるコツ』ですよ。
一人なら並んでまで味を求めてもいいですが、二人以上の場合は「ゆっくり食事ができる場所であるか」を基準に選ぶほうが賢明でしょう。少なくとも、最終的にイライラだけが残るようなことはないはずです。