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どうしてお局様は後輩をいじめるのでしょうか。
こんにちは、BPLaboです。
どうしてお局様は後輩をいじめるのか
早速ですが、「どうしてお局様は後輩をいじめるのか」お伝え致しましょう。
それは、ズバリ!
『お局様自身の自尊心を高めるため』です。
例えば、「後輩の言動が気に入らない」などのストレス、「後輩の若さや能力」に対する嫉妬、「時代についていけていない」という焦りなど、様々な不安や劣等感を『後輩いじめという方法で解消させようとしている』と言ったほうがわかりやすいかもしれません。
どんなに威圧的なお局様でも、実は『後輩の存在によって自信をなくし、その不安を吐き出している』という見方をすれば、お局様のことを「生まれつきの悪人ではない」と思えてくるのではないでしょうか。
お局様に対して、頭ごなしに「嫌い、苦手、憎い!」などの考えを持ってしまうと、お局様との関係は悪化するばかりです。
今よりも職場で快適に過ごすことを望むなら、まずはお局様を色眼鏡で見ないようにしましょう。無理に「いい人だ」と思い込めとは言いませんが、せめて『生まれつきの悪人ではない』という前提でいて下さい。(笑)
いじめられる後輩にも一因がある可能性はゼロではない
実際、お局様のいじめに悩まれるご相談者様の多くが「どうして私ばかりいじめられるのかわかりません」とおっしゃいます。
しかし、よくよくお話を伺っていくと『いじめられるご本人にも一因があった』というケースは少なくありません。
そもそも、人の心理には『返報性』というルールが働いています。
返報性とは「自分が相手に与えた感情と同じものが相手から返ってくる」というもの。『好意には好意が、敵意には敵意が』返ってくるのです。
その人間心理のルールに則れば、実は「後輩のほうが先にお局様を敬遠していた」という可能性も捨て切れません。後輩の言動に敏感なお局様がいち早くそのことに気づき、返報性のルールに則って後輩を敬遠するようないじめを行ったのかもしれません。
もちろん、後輩がお局様に「先輩が苦手です」と言ったわけではないでしょう。しかし、感情というものは『言わなくても伝わるもの』です。
例えば、お局様と初めて顔をあわせた時に「緊張して眉間にシワがよっていた」とか、お局様に用事を頼まれた時に「口ではハイと言いながらも嫌そうな表情をしていた」とか、お局様にあいさつされたことに気づかず「スルーしてしまった」とか。
たとえ後輩に悪気がなく全てが誤解であったとしても、その誤解を解かない限り「永久にお局様の中では『あの後輩はイヤな感じ』というのが真実」であり続けるでしょう。
いずれにせよ、お局様の心理を理解した後は、自分自身の言動も振り返ってみて下さい。
お局様だけでなく自分自身にも目を向けてみると、お局様に対する拒絶反応が緩和されるものですよ。いじめられていない人にとっては「予防対策」にもなるはずです。
それでは、次のページで具体的なお局様対策をチェックしていきましょう!
お局様のいじめ対策【Step1】
お局様のいじめ対策として、まず最初に行うべき対処法は『お局様に好意を与える』ことではないでしょうか。
お局様から露骨に嫌な顔をされても、どんなに素っ気ない言動をとられても、とにかく『口角を上げて接する』のです。お局様の誤解を解くように『好意と敬意を示す』気持ちで。
それを続けていれば、そのうちお局様は優しくなるはず。なぜなら、返報性のルールが働くからです。
好意を持たれて、敬意を払われて、嫌な気分になるお局様はいません。むしろ、お局様が抱えている不安や劣等感が大きく反発し、「意地悪おばさん」から一変して『優しくて頼れるお姉さん』へと変貌を遂げるかもしれませんよ。
お局様のいじめ対策【Step2】
お局様に好意を与えながらも『自分の仕事は淡々とこなしていく』ことが大切です。
口角を上げた明るい表情をキープしながら淡々と仕事をこなすことで「お局様に揚げ足を取られるような隙をなくす」ことが狙いです。
お局様にいくら好意を与えても、「仕事ができない」「ミスばかり」の後輩では、今度はそれがいじめのきっかけになりかねません。
『きちんとした仕事をする』だけでも十分なお局様対策になるものです。
感じもいいし仕事もできるとなれば『仲良くしておいて損のない後輩』という存在になれるはすですよ。黙っていてもお局様のほうからすり寄ってくるでしょう。
【※重要】おわりに
最後にもう一つ。
どうしても近づきたくないお局様には、無理をしてまで好意を与えようとする必要はありません。
そういうお局様とは『適切な距離を置く』ようにしましょう。(※「物理的な距離」ではなく『心の距離』のことです)
例えば、「いい表情で接するのも仕事のうち」と割り切って接することも一つですよ。心の距離を置きながら上手に付き合っていくことも必要な対策です。くれぐれも無理のない対応を心がけて下さいね。