【恋愛相談】ダブル不倫の関係になって10年。いざ別れそうになると怖くなります。

働く女性の無料相談・回答

相談:バカな事をしているのは百も承知だが、いざ別れそうになると怖くなる。

相談者:くうさん

W不倫の関係になって丸10年を迎える者です。

彼とはこの10年、私から何度も別れを告げ離れようとしましたが、その都度引き止められ今に至ります。

今回、3日後に会う約束をしていたのですが、彼を怒らせ、連絡が途絶えました。

これはきっと会ってもらえないと思っていましたので、私はいつもの約束場所に行かなかったのですが、彼は会社を休んでその場所に来てくれていたのです。

「どこにいる?」と連絡があり、私は「連絡なかったから行ってないよ。今から行こうか?」と返信した時にはもうすでに彼は怒っていましたし、私がその場所に行くまで1時間はかかるため「できれば途中まで来てほしい」とラインを送ったのですが無視されたので、仕方がないと思いそのまま仕事をしていました。

仕事帰りに「今日は本当にごめん」とラインをすると、彼から「(私が)来ると思ってずっと待ってた」と返事が来ました。

会うのかどうかわからず放置した私も悪いのですが、彼の「行かなかったらお前が悲しむと思った」という発言に対して、私が「まさか会うとは思わなかった」と返したことに失望したようです。

私は彼にこの10年、尽くして尽くしてきたのに、彼の何を見てきたのかわからなくなり、別れを告げました。が、怒っていても結局別れないということで話が終わりました。

しかしその晩、「今まで付き合ってきた女に、ここまでされた事はなかった。自分でも情けない。プライドがズタズタに傷ついた。時間をくれ」と連絡がありました。

彼から離れたいという言葉を聞いたのは、これで二度目です。一度目は彼の携帯を見てしまい、怒らせ3ヶ月ほど会えない日が続きましたが、毎日連絡は来ていました。しかし、今回はもう戻れない気がします。

ここまでショックを受けた彼は初めて見ました。情けなくて涙が出ましたが、申し訳なくて、また私から別れを告げましたが、「最後は俺が決める。俺に従え」と言われたのを最後に彼との連絡が途絶えています。

正直、未来もない来世もない私はずっと心と葛藤しながら付き合ってきました。不安になると別れを告げ、その度に怒られながらも許してもらい、戒めに彼の欲しい物を買い続けてきました。

実際、彼にここまで言われて「もう別れられるだろう」と安堵する自分もいますが、やはり離れたくない自分もいます。もうどうしたらいいのかわからなくなりました。

怖くて自分から連絡も出来ない、彼からフラれるのも怖い日々を過ごしています。

もう諦めて気持ちを整理しながら彼の言葉を待てばいいのでしょうか?

バカな事をしているのは百も承知です。こんな私を怒ってください。

(***ご相談内容は一部編集しております***)

(本記事は、当サイト「働く女性無料相談窓口」より、働く女性から寄せられたご相談にお答えする内容となっております。)

ご相談に対するアドバイス

こんにちは、BPLaboです。くうさん、ご相談ありがとうございます!

BPL Woman Editor

それでは、回答させて頂きますね。

大森篤志からの回答内容

ご相談内容に対する私の結論からお伝え致します。私は怒りませんが…ハッキリと言わせて下さい!

私はここで“W不倫についての是非を問う”つもりはありません。しかし、くうさんの「未来もない来世もない」「ずっと心と葛藤しながら付き合ってきた」「もう別れられるかなと安堵する自分もいる」という3つの発言を私は見逃すことが出来ません。

W不倫の是非に関係なく、くうさんにとっては今の関係を清算するべき時が近づいているのではないか、そんなふうに私には思えるのです。

お二人が今の関係になった背景や諸事情はわかりかねますが、10年という長期に渡って禁断の関係を続けられているようですので、当然“いろいろある”のでしょう。お互いが秘密を共有し、家族の目を盗みながら関係を続けてきたわけですし、もはや一般的な恋愛観では判断できないことも重々承知しています。

しかしそれでも、今のくうさんが『泥沼に足を突っ込んで抜け出せないような状態に陥っている』ことは明らかです。そして、誰よりもくうさんご自身がそのことをわかっていることでしょう。

なぜ別れることができないのか?

自分から何度も別れを告げ離れようとしても、引き止められると結局許してしまうのはどうして?

バカな事をしているのは百も承知なのに、幸せな未来はないとわかっているのに、なぜ…?

くうさんが頭では別れたほうがいいとわかっていても今の関係を断ち切れないでいるのは、くうさんが自分の人生ビジョンを描けていないからであると私は考えています。

未来もない来世もないことを知りながらズルズルと関係を続けているのは、1年後・3年後・5年後・10年後に幸せな毎日を過ごしている自分をイメージすることができていないからではないでしょうか。

自分がどうしたら幸せになれるのか、あるいは、自分にとっての幸せが何なのかさえ今はわからなくなっているのかもしれません。

自分にとっての幸せを再定義する

くうさんはどのような生き方を望んでいるのでしょうか?そして、どんな自分になりたいのでしょう。この機会に、改めて自分自身に問いかけてみて下さい。

  • 何のために生きているのか(人生の目的は何か)
  • 自分にとって本当の幸せは何か
  • 何をすると本当の幸せを手に入れることができるのか
  • 自分の行いは自分自身や自分と関わる人たちが幸せになる行いなのか
  • 必要のないものを握りしめていないか
  • 他人の人生を生きていないか
  • 幸せの青い鳥を遠くへ探しに行っていないか

「自分にとって本当の幸せは何か」ということをハッキリさせておかないと、しなければならないタスクに追い振りまわされ、本当にするべきこと、それをすれば自分も他者も幸せになれるような価値ある行いが後回しになってしまいます。

くうさんに限らず人は誰もが「幸せになりたい」と願っているはずです。それなのに、ほとんどの人が『その幸せが何なのかわかっていない』のです。当たり前ですが、わからないものにはなれません。

「自分にとって本当の幸せは何か」をハッキリさせることは「自分の幸せに不必要なものは何か」を知ることにもつながるはずですよ。

本回答を参考にして頂き、改めてくうさんが今の関係を再評価し、納得感を持って今後どうするかを判断して頂ければ本望です。