今回は、「大人になってからも自分の事を『ぼく』と呼ぶ男性の深層心理」について解説いたします。
こんにちは、BPLaboです。
【男性心理】「ぼく」に隠されているメッセージとは?
ケース①:
ケース②:
このように、立派な大人になってからも自分の事を「ぼく」と呼ぶ男性は少なくありません。
心理学の観点では、大人になってからも自分の事を「ぼく」と呼ぶ男性は、大なり小なり幼児性を残していると考えられます。(※「母親に甘やかされて育ってきた可能性がある」と指摘する心理学者もいます。)
一般的に、男の子が自分の事を「ぼく」と呼ぶようになるのは4歳前後と言われています。(※一方、女の子は3歳前後で「わたし・あたし」や「自分の名前」を呼ぶようになる傾向があります。)
いずれにしても、自我が芽生え、自分と相手をはっきり区別できるようになると、男の子は「ぼく」や「おれ」などの一人称で自分を呼ぶようになります。
そして大人になり、社会や組織に身を置くと、今度は自分の事を意識して「わたし」と呼ぶようになるのです。
「ぼく男」に隠された“もう一つの深層心理”
しかし、職場でも自分の事を常に「ぼく」と呼ぶ男性は結構います。そして、職場での地位が高い男性も少なくありません。
大人になってからも自分の事を「ぼく」と呼ぶ男性の深層心理には、本人は自覚していないことが多いですが、『僕はまだ未熟なので優しくして』というメッセージが隠れている事もあります。つまり、他者に対して甘えがあるということです。
部下を頼る上司、秘書に甘える社長など、やはり甘えん坊の要素(=幼児性)が残っている可能性は十分に考えられます。
そのため、仕事中はキリッとした大人な男性に見えていても、プライベートでは幼児性が顔を出してくることもあります。
仕事をテキパキこなす凛々しい横顔に惚れたのに、いざ付き合ってみると『めっちゃ甘えん坊将軍だった』なんてことも少なくありません。
大人になってからも自分の事を「ぼく」と呼ぶ男性をパートナーに選ぶ時は、そのあたりも少し覚悟しながら付き合うほうがいいでしょう。
状況に応じて「ぼく」を使う賢者も
もちろん、自分の事を僕と言う男性の中にも素敵な男性はいますよ。
例えば、その男性自体のキャラクターと「ぼく」という表現がピッタリ合う場合などがそうです。
幼児性を強めるのではなく、物腰の柔らかさや優しさなどを強めるケースもあります。また、相手やその場の空気を読んで“あえて「ぼく」を使う”賢い男性もいます。
自分の事を「ぼく」と呼ぶ男性の心理はいかがでしたでしょうか。
- 幼児性を残している。
- 母親に甘やかされて育ってきた可能性もある。(※こちらはあくまでも説です。)
- 他者に対して甘えがある。
「母親に対する異常な甘え」が見られる場合は、『マザコン(マザー・コンプレックス)』の可能性もあります。あなたの恋愛や婚活の知識として覚えておいて下さいね!