女性投資家になる前に知っておきたい『株式ミニ投資の基本』

『株式ミニ投資』の注意点は?

ミニ投資というだけあって「通常の投資と同じメリットを受けられない」という部分もあります。

例えば、株の名義は証券会社にあり、株主総会での議決権(会社の経営に参加する権利)はありません。

また、配当金は受けられますが、株主優待は受けられません。株を始める多くの方は、株主優待にも期待していると思いますので注意が必要ですね。

さらに、銘柄(会社)選びも、証券会社の選定した銘柄(各証券会社によって異なる)の中からしか選べません。「どうしてもS社に投資したい!」と思っても、S社が証券会社の選定外であれば、こちらがS社の株を買うことは出来ないのです。

他にも、1株単位で売買されている銘柄を買うことが出来なかったり。

ある銘柄を買い足したところ「10分の10(通常の株購入と同じ状態)」になってしまった場合は、自動的に通常取引と同じ扱いになってしまったり。

このように、株式ミニ投資を始める上での注意点は結構あります。

投資を始めるのなら、リスクに関しては隅々までおさえておくべきだと思いますね。

 

注意点の:

  • 株主総会での「会社経営に参加する権利」はない
  • 「株主優待」が受けられない
  • 証券会社の選定した銘柄の中からしか選べない
  • 1株単位で売買されている銘柄は買えない
  • 買い足しによっては「自動的に通常取引と同じ扱い」になる

 

)女性投資家になる前に知っておきたい『株式ミニ投資の基本』

以前の記事(女性ブーム到来!?【リスクの低い1万円からの投資信託】)で触れたことがありますが、投資には「自分で運用する投資」「プロに運用してもらう投資」の大きく2つに分けられます。

「プロに運用してもらう投資」には『投資信託』などがあり、投資信託には「アクティブファンド」と「インデックスファンド」の大きく2つの種類があったりします。

学べば学ぶほど感じるものですが、投資には様々な金融商品があります。

だからこそ、『どんな金融商品を利用して、どういう方法で投資をしていくかをしっかり考えることが大事』ということですね。

今回取り上げた株式ミニ投資は、「自分で運用したい、でも資金が少ない人向け」の金融商品です。

株を始めようと考えているのなら、それぞれの金融商品の特徴、そのメリットとデメリットに加えて、『その金融商品は、どういう人向けなのか?』を徹底的に研究してみるといいかもしれませんね。