いつも決断が早い、決して言い訳しない。実は、どちらも「頭のキレる男の特徴とは言えない」と言ったら驚くのではないでしょうか。
こんにちは、BPLaboです。
今回は、『頭のキレがいい頼れる男性の特徴と見抜き方』について解説致します。
『頭のキレがいい男、頼りがいのある男』の特徴
「頭のキレがいい男、頼りがいのある男」の特徴と言えば、やはり『冷静さ』ではないでしょうか。突然発生した予期せぬ問題に冷静な態度で臨む男の勇姿を見てキュンとくる女性は少なくないはず。
少し専門的になりますが、男性の『冷静さ』をもたらしているのが「セルフモニタリング(self-monitoring)」という技術であると言われています。
セルフモニタリング(self-monitoring)は、大辞林によると「自分の行動や考えや感情を自分で観察記録すること」と明記されていますが、もう少し具体的にお伝え致しますと「自分の言動が、その場の状況や相手にふさわしい言動であったかを客観的に検証し、修正していく作業」、いわゆる『セルフコントロールすること』です。
一つの事例で考えてみましょう。
例えば、上司から理不尽な怒りをぶつけられた時に自分がどのような行動をとり、その結果どうなったのか。「こちらも負けじと怒りをぶつけ返した、そして人間関係が悪化した」とか、「後々になって、その時の上司の感情の乱れは『上司が鬱になる前の兆候だった』ことがわかり、上司の気持ちを汲み取れなかったことを悔いた」など、自分自身の感情や行動の傾向を把握しながら修正していく。それが、セルフモニタリング(self-monitoring)です。
セルフモニタリング技術が身に付いている男性は、自分の経験値から信憑性の高い未来予測をすることも出来ます。「どうすれば物事をうまく運べるのか」をシミュレーションし、事前に対策を講じることも可能でしょう。
『頭のキレがいい男、頼りがいのある男』の見抜き方
「人間は、実際の経験を通し、省察する(自分自身をかえりみて、その良し悪しを考える)ことで成長していく」という考え方を『経験学習』と呼びますが、残念ながら、実際の経験がよほど強烈なものでないと習得に至らないもの。ケアレスミスを繰り返す人が多いことにも合点がいきます。
一方、日常的にセルフモニタリングする癖が身に付いてさえいれば、些細なミスほど未然に防ぐことが出来るのです。まだ取り返しのつく段階で「この仕事の進め方では大きな損失が出る」ことに気づければ、その時点で対処ができ、少なくとも最悪のシナリオは回避できるはず。これまで自分で得た経験や知識が、すべて『冷静さを生み出す力になっている』と言えるでしょう。
自分自身をかえりみることがいかに重要であるか理解し、日常的に自己チェックしている男性ほど「冷静さ」が身に付いています。頭のキレがいい男、頼りがいのある男こそ、日々のセルフモニタリングが出来ているのです。
よく観察してみてください。問題が起きた時に「ひときわ冷静で的確な言動をしている男性」がいませんか?その男性に、自分をかえりみる『謙虚さ』が備わっていれば、彼こそが『頭のキレがいい頼れる男性』と言えそうです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
男を選ぶなら、イイ男であることに越したことはありません。「頭のキレが良くて頼れる」ことは、イイ男の条件と言えますよ。