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【39歳女性キャリア相談】家庭と仕事を両立して勤続17年。今後のキャリアの最善策は?

働く女性の無料相談・回答

相談:39歳。今後のキャリアについてアドバイスがほしい!

相談者:Lさん

私は大学を卒業して製造メーカーに正社員で就職し、今年で勤続17年になります。

結婚して子供もいますが、育休や時短勤務などを利用させてもらいながら何とか今まで続けてきました。

そんな私も39歳。40歳を目前に控え、今後のキャリアについて真剣に考え始めているところです。

昨年の期初に社内的にもそこそこ大きな人事異動があり、私も初めて部署を異動しました。実は、異動してからというもの、新しい部署に今も馴染めずにいます。

以前の慣れ親しんだ部署とは違い、今の部署は同僚間でのコミュニケーションがほとんどありません。

また、仕事内容も“ちょっとしたミスが重大な問題につながりやすい”ため慎重に進めなければならず、常に緊張感がある職場環境のためとても疲れます。

そのことを今の部門長に相談してみましたがあまり真剣に聞いてもらえず、「来たばかりだから仕方ないよ」という感じです。

私は今後どうしたら良いでしょうか?

何かアドバイスを頂きたくご相談させて頂きました。よろしくお願い致します。

(***ご相談内容は一部編集しております***)

(本記事は、当サイト「働く女性無料相談窓口」より、働く女性から寄せられたご相談にお答えする内容となっております。)

回答者:一般社団法人 全国行動認知脳心理学会 理事長 大森篤志

こんにちは、大森篤志です。Lさん、ご相談ありがとうございます!

大森篤志

それでは、回答させて頂きますね。

大森篤志からの回答内容

家事・育児と仕事を両立させながらの勤続17年間は誰にでもできることではありません。そんなLさんを私は尊敬します。

この機会にぜひご自分をたっぷり褒めてあげて下さい。

本回答では、現状を踏まえた上で、Lさんご自身が主体的に納得感を持って「これからどうしていくか」意思決定できるような回答を心がけたいと思います。

問題を整理する

まずはご相談内容を整理させて頂きますね。
(Lさんも、改めて今の状況をシッカリと整理してみて下さい!)

  • 今の会社で17年間正社員として働いている。
  • 昨年になって初めて部署を異動した。
  • 異動後の部署では同僚間のコミュニケーションがほとんどない。
  • 仕事内容や職場環境にプレッシャーや緊張感が常にあり、疲れている、馴染めない。
  • 現状の悩みを今の上司に相談しても親身になってもらえない。
  • これからどうしていいかわからずに困っている。

感情を整理する

問題が整理できたら、次は“気持ち”を整理してみましょう。

異動を命じられた時の気持ち

異動を命じられた時、Lさんはどんな気持ちになりましたか?

下記にいくつか例をお伝えしますので、参考にしながら振り返ってみて下さい。

  • 「ずっとこの部署で(このままの職場環境で)仕事ができると思っていたのに…」と落胆した。
  • 「自分の望んでいた働き方が奪われてしまった」ように感じた。
  • その時は異動が自分にとってこれほど大きな問題になるとは思っていなかった。
  • そろそろ異動してみるのも悪くない頃合いかもしれないと軽い気持ちで受けた。

実際に異動してからの気持ち

Lさんは今、何を感じていますか?

先程同様、下記の例を参考に“今の気持ち”をはっきりさせましょう。

  • 今の部署でもう少し頑張ってみようと思う自分もいる。
  • 希望が叶うならば、以前の部署に戻りたい。
  • 現状が続くようなら本気で退社を考えている。
  • 新しい分野に挑戦したい気持ちが(転職や独立なども含め)実はある。

部署異動の背景や理由について考える

ちなみに、異動の実際の理由については上司に確認されましたか?

Lさんに「望んでいた働き方が途絶えてしまった、会社や上司から評価(期待)されていないのではないか」という思いが強くあった場合は、聞くに聞けなかったということもあるかもしれません。

もし確認していないのなら、以前の上司に“自分が異動になった実際の理由”を、現在の上司には“自分に何を期待しているのか”を改めて確認してみることをオススメします。

職業能力を整理する

問題と感情が整理できたら、今度は“能力”について整理してみましょう。

人が心身ともに健康でありつつ仕事のパフォーマンスも高めていく働き方をするには『適材適所がいい』という考え方があります。

『好きなこと・できること・大切にしていること』と『仕事内容や職場環境』が合っているほうが、Lさんの満足度が高いだけでなく、良い結果も出しやすくなりますよ、という考え方ですね。

そして、異動を受け入れる部署側にとっても適材適所の人のほうが良いのは言うまでもありません。

今の部署はLさんにとって適材適所なのか、そのあたりを考えていくためにも、ここからは自分がどんな能力を持っているのか整理していきましょう。

POINT

職業能力を整理する手っ取り早い方法は、職務経歴書を書くことです。(※職務経歴書は一般に広く市販されているもので構いません)

これまでの実務経験、学習・訓練歴、取得した免許・資格、高く評価されたこと、よく頼られたこと、得意なことなどを整理し、改めて自分の強みと職業能力を把握しましょう。

キャリアビジョンを描く

さて、ここからは“自分がどんな働き方・生き方・なりたい自分を求めているのか”について考えていきましょう。

下記の例を参考にしながら今のLさんが望むキャリアビジョンを書き出してみて下さい。

  • 時間が決まった働き方をしてプライベートの時間を充実させたい
    →例:残業のない働き方がいい
  • 心身が健康であるうちは仕事を優先していきたい
    →例:これから10年間は正社員で働いていたい
  • 経験を積んでゆくゆくは自分で何か事業を始めたい
    →例:お客さんに直接「ありがとう」と言われる仕事がいい

あまり難しく考えると手が止まってしまいますので、仕事と私生活において『こうありたい』と願うことを思いつくままに書き出してみることから始めれば良いと思います。

キャリアプランを立てる

次に、書き出したキャリアビジョンを『譲れないこと、どちらか迷うこと、譲れること』の3つに分け、譲れないことだけをキャリアプランに反映させていきます。

40歳、45歳、50歳など、Lさんが節目と考える年齢の時に自分がどんな働き方や生き方をしていたいのか、さきほどの譲れないことを反映させながら描いていきましょう。年表にしていくとスッキリ整理できますよ。

真剣になると作成に時間はかかりますが、キャリアビジョンを反映させたキャリアプランというのは、自分の働き方を修正しようとする時に都度活用することができる重要な指標になるものです。ぜひ、時間をかけて取り組んでみて下さい。

自分の助けになってくれる“力のある人”を把握する

変化に対応していこうとする時は、力のある人に相談すると難しい問題も乗り越えやすくなります。

「そんな人はいない」と決めつけずに、もう一度自分の周りにいる人に目を向けてみて下さい。

社内外を含め、Lさんの強みや職業能力をよく理解し高く評価してくれている人はいませんか?

  • 以前の部署でLさんの上司だった人はどうですか?
  • 以前から交流があり、よく可愛がってくれた他部署の上司はどうですか?
  • Lさんを採用してくれた人事担当者はどうですか?
  • 取引先の担当者はどうでしょうか?

意外と身近にいるかもしれない協力者や支援者に目を向けてみましょう。

今の部署の上司に相談しても親身になってもらえないことから、頼れる人がいないという気持ちが強くなっているかもしれませんが、“相談する相手を変えてみたら突破できた”なんてこともよくあるんですよ。

相談の中身や社内的な流れ・状況によっては、以前の部署の上司がもとのポジションに戻してくれるよう動いてくれる可能性もあります。

仮にLさんが転職を望む場合は、Lさんの仕事ぶりを高く評価している取引先の担当者が転職先を紹介してくれる可能性だってゼロではありません。

POINT

Lさんと同じように長年同じ部署に勤めてから異動になった方がいれば、その転機をどう乗り越えたのかインタビューしてみるのも一つの方法でしょう。

Lさんの現状を打破する手がかりやヒントが見つかるかもしれませんよ。

キャリアの悩みを打破する6つのステップ

  1. 問題を整理する
  2. 感情を整理する
  3. 職業能力を整理する
  4. キャリアビジョンを描く
  5. キャリアプランを立てる
  6. 人脈を掘り返す
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