大森篤志からの回答内容
なるほど。コミュニケーションツールが豊富すぎるゆえの「今どきの悩み」なのかもしれませんね。
全世界どこにいても、アプリやSNSなどで、顔も知らない相手と簡単にコミュニケーションが取れる現代は、良くも悪くも「リアルとバーチャルの難しさがある」ように思います。
使い方によっては、お互いを知るきっかけになり、リアルな出会いにつながるものですが、その一方で「暇つぶし」や「遊び(ゲーム)」の感覚で『ただバーチャルの世界を楽しんでいるだけ』という場合もあるからです。
温度差
リアルとバーチャルの難しさは、その『温度差』にあるのかもしれません。
そういう観点から見てみると、今回の件に関しても、ある程度説明がつくのではないでしょうか。
「彼はバーチャルな世界を楽しんでいただけ」と割り切ったほうが賢明かとは思いますが、新しくつながった女性(彼の友人)との関係はリアルでもつながりそうですから、そのご縁を大切にしてみるのもいいでしょう。
その上で、彼女に会いにお祭りに行く。もしくは、お祭りを楽しみに行く。あくまでも、目的を「彼女」や「お祭り」として行けば、必要以上に彼を期待し過ぎないで済むのではないでしょうか。
そこでもし彼と会えても、それはそれ。
その時の彼の反応を確認して、自然に会話ができるならすればいいし、冷たくされたなら「やっぱりリアルでつながる人ではないんだな」と最終判断すればいいのだと思いますよ。
欲求を抑圧しすぎるのもよくありませんから、心の中では割り切りながら(期待しないようにしながら)、どうしても会いたいのなら思い切って動いたほうがスッキリする場合もあるでしょう。
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