大森篤志からの回答内容
「ひと味違うアドバイス」ですか、、、ハードルが高そうですね（笑）頑張ります！
エルサさんのおっしゃる通り、前向きに取り組めるうちはいいですが、それが難しくなっている時に、ただ念仏のように「前向きに頑張ろう」と唱えられても、ちっとも解決にはなりませんよね。
そもそも「仕事に前向きになれないから困っている」わけですし。。。
人間とは車のようなもの？
私は、『人間とは車のようなものだ』という考えを持っています。
どんなに高級車であっても「前向きにしか進めないようでは欠陥車」ですし、ギアをRに入れて「バックできるからこそ、方向転換も、出発しやすい向きでの駐車も可能になる」もの。同じように人間も「前向きばかりでは機能しない（うまく人生を進んでいけない）」と思えるからです。
「後ろ向きになること」の役割。
人が「後ろ向きになる」ことにだってきっと何かしらの役割があるはず。もしかしたら、人生の方向転換をするためかもしれませんし、一旦駐車してオーバーヒートしそうなエンジンを休めてから調子よく出発するためなのかもしれません。
いずれにせよ、今のエルサさんには「後ろ向きに進む必要がある」のではないでしょうか。きっと「後ろ向きになるべくしてなっている」状態なのです。
「前向き」にこだわらず、人間たるもの『後ろ向きにもなるべし』という考えを持っておいてください。
今の自分を受け入れて休息を。
後ろに進むべきところで前へ進んでしまったら、大事故になりかねません。方向転換することが出来なければ、エルサさんの望む目的地とは違う場所へ辿り着いてしまうかもしれません。前向きになることばかりにこだわっていては、人はうまく仕事をしていけません。
今のエルサさんがやる気が出なかったり後ろ向きなのは、人として『正常に機能している』証拠です。わざわざ修理に出して「前向き！前向き！」にする必要はありません。今の自分を受け入れて休息してみてください。そのうち自然と「出発したくなる、やる気が出てくる」はずですよ。
