大森篤志からの回答内容
ぴのさんの気持ちを思うと「旦那さんは酷すぎる!」という感情が湧き上がってきます。私のような立場の人間が責め心を抱いてはいけないのですが。。。ご容赦下さい。
早速ですが、はじめにハッキリお伝えしておきたいことがあります。
『DV男とは一緒に生活しないこと!』
「打たれて青アザができた」など、ぴのさんの体にDVの痕跡が見られるような場合は、必ず第三者(家族や親戚、警察や弁護士など)に助けを求めて下さい。
文章を拝見するに、旦那さんは「あえてクッションやタオルなどの柔らかい物(ぴのさんに致命傷を与えない物)を選んで怒りを吐き出している」ようですので、どちらかと言うと『自分のことを理解してもらえず、すねて暴れている』という不器用な印象を受けます。
そういう観点から、現時点ではレッドカードは出しません。しかし、間違いなく「イエローカード」ですよ。
下手に旦那さんを変えようとしない
おそらく旦那さんは「自分に非があるとは思っていない」のでしょう。ぴのさん自身、旦那さんのそういう気持ちに気づいているはずです。
しかし、それは『ぴのさんも同じ』なのではないでしょうか。旦那さんも『ぴのさんと同じことを感じている』としても不思議ではありません。
なぜなら、、、夫婦は一対の反射鏡だからです。
お互いが「悪いのは相手。だから、変わらなければいけないのは相手なのだ」と信じている。私には、そう見えるのです。
こういう思い込みを持ち続けている限り、相手への不満が解消されることはありません。お互いのイライラは止まらないのです。
本気で「相手を変えたい」と思うのなら、まずは『自分を変える』ことから始めなければなりません。
あえて言葉にする必要はありませんが、「私も変わるから、あなたも」という姿勢で関わるのが正しい手順だと思いますよ。
自分のためになることにエネルギーを使う
仮に「正しいのはぴのさん」で「悪いのは旦那さん」であったとしても、肝心なのは『ぴのさんご自身が気持ちよく毎日を過ごせること』ではないでしょうか。
そう考えたら「旦那さんを変えようと膨大なエネルギーを浪費するよりも、それをもっと他のこと、例えば自分のためになることに使ったほうがいい」と思えるはずです。
例えば、子育ての合間に「人間心理に関する本を読んでみる」とか。それだけでも「旦那さんの気持ちが理解できるようになる」でしょう。
もちろん、子供との正しい関わり方や自分自身との向き合い方まで学べますよ。
自分の感情をコントロールする
私たち人間は『事前に決めてしまえば、ある程度自分の感情をコントロールできる生き物』です。
ぴのさんが「旦那さんからどんなに酷い言動をされたとしても、いちいち怒りを表さない」と決意しておくだけでも、無駄に夫婦の言い争いを長引かせずに済むでしょう。
加えて、賢い妻がよく使う秘技「褒めて立てる」をマスターしてしまえば、旦那さんを手のひらで転がせるかもしれませんよ。
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