大森篤志からの回答内容
しかさんの「少し嫌だと感じるものから逃げてしまう」という言葉にドキッとしました（汗）。なぜなら、それは『私自身にも当てはまる』ことだからです。
人によって程度は違うにせよ「ふとやる気がなくなる」のは誰にでも起こるもの。調子が良い時は「やる気になれる」ものですが、調子が悪い時は「気分が乗らない」ものです。こういう『気分の浮き沈み』は、しかさんの身にだけ起きている特別おかしいことではありません。まずは安心して下さいね。
「動かなければならないことが頭でわかっていても何もできない」とのことですが、何もできない時は無理に動こうとしなくていいと思いますよ。自分自身に「動かなきゃ」というプレッシャーをかけてしまうと返って動けなくなるものだからです。
気分が乗らない時は、無理に動こうとせず、静かにやり過ごす。「今日は、そういう『生体リズム*』なんだ」と考えることが適切な対処のように思います。
※ 【生体リズム】とは？
生物が、時間（概日リズム）、光、年の季節などにより周期的に生活が影響されること。出典：weblio
『生体リズムのせい』にしておけば、いたずらに自分を責めずに済むはずですよ。
まずは「どうして私はこうなってしまうのだろう」と考えるのをやめて、単に『生体リズムによるもの』と考えるようにしましょう。自分を責める必要がなくなれば、「どうして急にやる気を失うのか」よりも『どうしたらやる気を取り戻せるのか』にエネルギーを注げるようになるはずです。
私は、「やる気というのは『楽しい、嬉しい』という喜びの感情とリンクしている」と考えています。気分が乗らないことが多いのであれば、もしかしたら「それを心から楽しめていない」のかもしれません。
しかさんは、教師を目指している今のプロセスを楽しめていますか？
自分が教師になって教壇に立っている姿をイメージするとワクワクしてたまりませんか？そもそも、なぜ小学校の教師を目指しているのでしょうか？
しかさんが教師を志す目的をハッキリさせることは大切ですよね。他にも、親とのこと、友達とのこと。何が自分の心に影響を与えているのか、改めてじっくり向き合ってみることをお薦めします。
