大森篤志からの回答内容
アリババさんがおっしゃる通り、出来事は受け止め方ひとつで感じ方が大きく変わります。上手に受け止めれば、アリババさんの感情はだいぶラクになりますよ。
なるほど、たしかに気難しい方のようですね。とはいえ、相手はお客様。担当者としては感謝して担当するべきですよね。取引額のスケールも関係ありません。今回は、お客様に対するアリババさんの意識を変えるつもりでお答え致しますね。
まず、ニコッと微笑みながら「むしろ気楽でいい」と口に出してみましょう。
受け止め方としては、『これまで誰もうまく担当してこれなかった顧客なんだから、今回うまくいかなくても当たり前。むしろ、うまく担当できちゃったらどうしよう(笑)』という感じです。
こういう軽い受け止め方が出来れば、嫌な出来事があった時にいちいち感情的にならずに済みます。嫌な出来事があっても朗らかでいられるはずですよ。
他者にとって問題なことを、こちらが「大したことない」「むしろ気楽でいい」なんて軽く口にすると、「脳天気でいいよなぁ」とか「鈍感力があるっていいなぁ」などと嫌味を言われることもありますが、それは『嫌な出来事を軽く受け止める技術を持っていない人たちのヒガミ言葉』だと思います。
仕事ですから、拒めないものは受け止めるしかありません。そう考えて、自分を納得させる技術を持てばいいのではないでしょうか。
「どうして私があの顧客の担当をしなきゃいけないの」とか「あの顧客の担当なんて出来っこない」「みんな私のことをお気の毒さまとか思ってるんだろうな」という重い受け止め方をする人と、「むしろ気楽でいい」という軽い受け止め方をする人とでは、後者のほうがずっと朗らかでいられます。仕事の結果にも良い影響があらわれるものですよ。
バカバカしいと軽く流さずに、ニコッと微笑みながら「むしろ気楽でいい」と口に出してみてくださいね!これ、馬鹿にできませんよ、効果アリです!