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仕事に家事に育児にと、日本の働くママは忙しい。夫のサポートが手薄だと「ブラック企業で働いているのと同じ」と言っても過言ではありません。働くママの皆さん、毎日本当にお疲れさまです。
こんにちは、BPLaboです。
しかし、その頑張りの影に「働くママに襲いかかるストレスが、そのまま子供に吐き出されてしまう」というケースが少なくないのも事実。女性の社会進出が当たり前になって随分と時が経過し、今では国が女性のさらなる活躍を推進していますが、その社会環境の変化に伴って、家庭環境も変わってきています。子供を持つ共働き世帯が増え、子育て方法も多様化し、良くも悪くも子供に影響が及んでいるのが実態です。
本記事では、忙しく働くママたちがうっかり口にしがちな『子供に言ってはいけない言葉』を子供の目線に立ってご紹介したいと思います。
子育て方法がどれだけ多様化しても、子供との愛情に満ちたコミュニケーションがとれていれば大丈夫!働くママの皆さん、ぜひ参考にしてみてくださいね。
『子供に言ってはいけない言葉』
1)子供の「自主性を奪ってしまう」言葉
働くママは忙しい。それはよくわかります。しかし、子供に「(忙しいんだから)サッサとしなさい!」と言うのは『大人の事情を子供に押し付けている』と思いませんか?「子供には子供のペースがある」ということをお忘れなきよう。
2)子供が「失敗を怖れるようになってしまう」言葉
そもそも子供は「失敗を繰り返しながら成長していく」もの。安心して失敗できるチャンスを与え、失敗したら「失敗から学ぶことを教える」のが大人の役割ではないでしょうか。
3)子供が「自信を持って行動できなくなってしまう」言葉
私も子を持つ親です。子供を想うがあまり、少しぐらい過保護に「ダメ!」と言ってしまう親心がわからないわけではありません。大事なのは「どうしてダメなのか?」を子供にちゃんと説明してあげることではないでしょうか。誠心誠意、子供の目を見て「大切に想っているからこその理由」を伝えてあげましょう。
4)子供が「卑屈になってしまう」言葉
他者と比較するのは好ましくありません。比べるとしても「子供自身と比べる」のが鉄則です。「昨日できたんだから、今日だって出来る!」と励ますなら問題ありませんよ。
5)子供の「自己肯定感を下げてしまう」言葉
遊んでばかりいてテストの成績が悪かったり、部屋の片付けをお願いしても片付けられていなかったりすると、「やっぱりだめだったか」と肩を下ろしたくもなりますが、自分なりに頑張ろうとしていた子供たちにとっては致命傷になってしまう言葉です。
母親として仕事も家事育児も必死になっていると余計にイライラをぶつけたくなる気持ちもわかりますが、それでも子供を「私なんて、どうせ何をやってもダメ」という思いにさせてはいけません。結果は結果として受け止め、改善できる環境をつくってあげましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
子供のために働いているというママもいるはずです。忙しく働いているがゆえに、そのストレスで「子供への当たりがキツくなってしまう」ようでは本末転倒ですよね。
思春期の子供たちほど、親のちょっとした言葉に敏感に反応するもの。だからこそ、子供にかける言葉には神経質であって欲しいのです。どんなに忙しくても心は亡くさない。良い言葉を選びながら親子のコミュニケーションを大切にしてみてください。