4)椅子に深く座っている
相手が椅子に深く座っているのは、あなたへの「同意」や「好意」の表れです。
相手には精神的な余裕があるため、あなたの話を真剣に聞いてくれるでしょう。「なんだか安心してお話することが出来ますね」などと相手を立てながら話をするとより効果的です。
5)お腹を突き出している
相手がお腹を突き出してきたら、「あなたより優位に立ちたい」という欲求の表れです。
顎を上げたり、胸を張ったり、腰に手を当てたりするのも似たところがあります。一種の『支配欲』とでも言いましょうか。
あなたが相手に従う態度を示すと喜ばれますが、やり過ぎると返って危険です。あれよあれよという間に支配下に置かれ、意見しにくくなるからです。
6)低姿勢で控え目な態度でいる
相手が低姿勢(かしこまった態度)を崩さないのは、あなたを警戒しているからです。
「あなたに『心を許していないから』くだけた言動を示さない」と言ったらわかりやすいでしょうか。
「本当に思っていることを話してもらえると嬉しいです」などとリードして『くだけさせる』と相手の緊張を解くことに繋がるでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
たとえ知識がなかったとしても、相手の姿勢を見れば、何となく「こちらに対する心の開き具合」はわかるものです。加えて今回ご紹介した6つのポイントを押さえておけば、相手に適した対応が出来るでしょう。
是非ビジネスにも実生活にもお役立て下さい。以上、『姿勢の心理学』でした。
1 2