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40代女性が自分に合った仕事を見つけて再就職するために必要な事とは?

40代女性が自分に合った仕事を見つけて再就職するために必要な事とは?

40歳を過ぎてブランクもある私に今から再就職ができるのだろうか、こんな私を受け入れてくれる職場があるのだろうか、もし受け入れてくれたとしても果たして自分に仕事が務まるのだろうか…。

心配や不安を抱えながら、それでも自分に合う仕事を見つけて再就職を成功させたいと願っている女性に向けて、今回は『自分に合ったやりがいのある仕事を見つけて再就職するための糸口』をご一緒に探していくお手伝いをさせて頂きます。

 

大森篤志

こんにちは、一般社団法人 全国行動認知脳心理学会 理事長の大森篤志です。

本記事は、私が過去に再就職で悩む2人の女性から「実際に相談されたリアルなお悩みに基づく回答内容」となっています。(※ご相談者の同意を得た上で内容を編集し公開しております)

その後、「再就職に対する不安がなくなり意欲的に活動することができ無事に仕事が決まりました!」「納得のいく再就職ができました!」と、とても良いご報告を頂戴しました。

同じようなお悩みをお持ちの女性も多いと思います。ぜひ、自分自身が納得できる再就職活動の在り方を見つける参考にしてみて下さい。

【1人目】ブランクがあり不安だけど再就職したい。

【1人目】ブランクがあり不安だけど再就職したい。

子育てに専念するため10年以上勤務した会社を辞めて専業主婦に。その後、子供が小学校に上がり子育ても一段落。もう一度やりがいのある仕事に就いて充実感を取り戻したいが、再就職にあたっては色々と不安もあり、これからどうすれば良いかわからない。(Aさん・41歳)

自分が持っているものを確認する

これからどうすればいいのかわからない時は、まず“自分の持っているものを確認する”ことから始めると次のより良い一歩を見つけやすくなります。

例えば、大切にしていること(価値観)、好きなこと(興味・関心)、出来ること(職業能力)など、自分の持っているものを整理していくと、今の自分に適した仕事は何か、どういう職業や職種に就くことができるのか、それが本当に可能なのか等、より自分に合った現実的な方向性を見つけやすくなると思います。

一度じっくり時間をかけて自分の履歴書と職務経歴書を作成してみて下さい。履歴書や職務経歴書は、インターネット上で雛形をダウンロードしたものを印刷したり、コンビニ等で売られている市販のものを使用するのでも構いません。

自分の持っているものを見える化できるだけでなく、作成したものは再就職活動で実際に自分をアピールする上で使えるツールにもなります。決して無駄にはなりませんのでぜひ時間をかけて書き上げてみてはいかがでしょうか。

これまでの実務経験、学習・訓練歴、取得した免許・資格、かつての上司や同僚から高く評価されたり頼られたりしたこと、得意だったこと、結果を出せたこと。あるいは、専業主婦になってから新たに関わったコミュニティでの活動で得られたもの等を整理してみて下さい。

今の自分が望む働き方・生き方・なりたい自分についても

今の自分が望む働き方・生き方・なりたい自分についても改めて考え、ぼんやりとでも構いませんのでAさんなりにキャリアビジョンを描いてみましょう。

例えば、時間が決まった働き方をしてプライベートの時間を充実させる生き方を求めているのか。あるいは、仕事モードにシフトして50歳まではバリバリ働きたいのか。それとも、キャリアアップしながらゆくゆくは自分で何か事業を始めたいのか。など、仕事とプライベートを統合させながら書き出してみて下さい。

その上で、「自分が持っているもの(職業経験、職業外経験、能力)」と「キャリアビジョン(働き方、生き方、なりたい自分)」とを照らし合わせ、今の自分に合った再就職の在り方について改めて自分なりの考えをまとめてみましょう。

自分の人脈を掘り返す

ブランク後の再就職という人生の転機を乗り越えていこうとする時は、自分の助けになってくれる人、力になってくれる人、あるいはそういう支援機関などを把握し、協力や支援をお願いすると乗り越えやすいものです。

いかがでしょう。Aさんの周りにそういう人はいますでしょうか?

例えば、かつて働いていた職場の同僚や上司はどうでしょうか。以前はやりがいを持って働かれていたようですし、もし今でも人間関係に問題なくコミュニケーションが取れているようなら、再就職したい気持ちがあることを一度伝えてみることをオススメします。

相手は10年以上もの長い期間に渡ってAさんの働きぶりを見てきた人たちです。きっとAさんの良さを理解し高く評価していることでしょう。そういう観点からも、再就職にあたっての協力者や支援者としてはかつて一緒に働いたことのある仲間以上に頼りになる人たちはいないかもしれません。退職してから数年が経過しているようですので少し勇気が必要かもしれませんが、一度連絡を取ってみる価値は十分にあると思いますよ。

それと、退職された後に関わりがあった新しいコミュニティにおいて、Aさんが再就職する上で役に立つ情報を収集することはできないでしょうか。あるいは、実際にAさんと同じような境遇を乗り越えてきたママ友などがいれば直接聞いてみるのもひとつの方法です。

いずれにしても、「協力者や支援者なんて絶対いない」と自分で決めつけずに、改めて自分の人脈を掘り返してみて下さい。

自分の人脈を精一杯活用した上で、それでもどうしてもうまくいかない場合は、職業紹介会社などに登録し、担当エージェントからAさんの年齢や職業経験・能力での再就職に関する情報や実際の求人状況などについて確認してみましょう。

自分の望む再就職につながる方法を改めて自分自身で考える

さて、Aさんが自分にとってより良い再就職につなげることを考えた時、ここまでの回答を参考にした上で、改めて今のAさんが気づいたり思いついたりした良い方法はありますか?

こういうことをしたら自分にとってより良い再就職につながるのではないか、そう思える方法があれば書き出してみて下さい。後々になって良さそうなアイデアをふと思いついた時は、忘れないよう書き留めておきましょう。

なぜここで改めて自分で方法を考えることが大事なのかと言いますと、Aさんご自身で気づき思いついた方法、記憶が整理されてふと思いつくアイデアというものは、これまでAさんが人生の転機を乗り越えてきた時に無意識に行っていた実証済みの効果的な方法である可能性が高いからです。

3つのステップで進めていく

ここまでのステップを改めて整理します。まずは次の3点を参考に進めていきましょう。

  1. 自分の持っているものを確認する
  2. 自分の人脈を掘り返す
  3. 自分の望む再就職につながりそうな方法を改めて自分自身で考える

以上の順で進めて頂き、これからどうすることがAさんにとってより良い再就職につながるのか、その手がかりや方向性を見つけて欲しいと思います。

【2人目】自分が納得できる再就職をするには?

【2人目】自分が納得できる再就職をするには?

長年勤めてきた会社の廃業が決まった。会社のコネで「うちへおいでよ」と私を誘ってくれる企業もあるにはあるが、職種が変わってしまうため自分に務まるか不安で良い返事ができない。(Bさん・44歳)

状況を整理し、問題を把握する

まず、改めて状況を整理し、正しく問題を把握することから始めていきましょう。

今とは違う職種でのお誘いはあるとのことですが、それらの職種では、これまでのBさんの職業経験や能力を生かすことは難しいのでしょうか?(※思い込みや決めつけが自分にないか確認しましょう)

再就職活動がなかなか進まないのは、給与などの条件面で折り合いがつかない等、他の要因もあるのでしょうか?(※職種が変わるという他に良い返事ができない理由があるのか確認しましょう)

以上のような点を確認し、改めて「何が問題なのか?」正しく把握するよう努めて下さい。

自分自身の棚卸しを行う

次に、これまでの職業経験や能力を整理しましょう。

たっぷり時間の取れる休日等を利用して職務経歴書を作成してみて下さい。職務経歴書はインターネット上で雛形をダウンロードしたものを印刷したり、コンビニ等で売られている市販のものを使用するのでも構いません。

書きながら“自分の強みを見つけることに意識を向ける”のがポイントです。その上で、いくつかお誘いのある職種で自分の職業経験や能力、強みが生かせるかどうか(本当に生かせないのかどうか)についても再度検討してみましょう。

検討する上で情報が不足していると感じた場合は、誘われている再就職先の窓口担当者に「実際の具体的な仕事内容」を詳しく確認し、「先方が自分にどのようなことを期待しているのか」改めて把握することをオススメします。

どんな働き方を望んでいるのか

それと、これからどう動いていけばいいのかわからないという時は、自分の望む働き方や生き方、あるいは、なりたい自分像が描けていない可能性があります。

この機会に一度立ち止まって、自分のキャリアビジョンについても描いてみましょう。

Bさんはどのような働き方・生き方を望んでいるのでしょうか?

例えば、これまでの職業経験と能力を生かせる仕事・職種で定年まで働き続けたいのか。あるいは、今の職種を極めてゆくゆくは独り立ちしたいのか。それとも、時間が固定され残業のない働き方をして私生活を充実させたいのか。など、仕事とプライベートを統合させながら今のBさんが望むキャリアビジョンを書き出してみて下さい。

あまり難しく考えると手が止まってしまいますので、仕事と私生活において「こうありたい」と願うことを思いつくままに書き出してみることから始めればいいと思います。

どんな生き方を求めているのか

次に、それらを『譲れないこと、どちらか迷うこと、譲れること』の3つに分け、譲れないものだけを今度はプランに反映させていきます。

1年後、3年後、5年後、10年後、あるいはBさんが節目と考える年齢でも構いません。その時に自分がどんな働き方や生き方をしていたいのか、さきほどの譲れないビジョンを反映させながらプランニングしていきましょう。年表にしていくとスッキリ整理できますよ。

本気で取り組むと作成に時間はかかりますが、優先順位の高いキャリアビジョンをしっかり反映させたプランというのは、自分の働き方や生き方を修正しようとする時に都度活用することができる重要な指標になるものです。ぜひ、時間をかけて取り組んでみて下さい。

無理に一人でどうにかしようとしない

会社の廃業が決まり突然再就職を余儀なくされるような荒波を乗り越えていこうとする時は、一人でどうにかしようとせず、自分の助けになってくれる人、力になってくれる人などを把握し、協力や支援をお願いすると乗り越えやすいものです。一人で小舟に乗り漕ぎ続けるのではなく、近くを通る大船に助けを求めましょう。

さて、いかがでしょうか。改めてBさんの周りにそういう人がいないか目を向けてみて下さい。

長年勤めてきた今の会社にBさんの良さをわかってくれる人・能力を高く評価してくれている人はいないか。今の職場でかつて同僚だった方(以前に退社された先輩や上司など)はどうか。Bさんと同じような状況を乗り越えて幸せな再就職ライフを送っている人はこれまでにいなかったか。他に取引先でコミュニケーションが取れている人やその関係者はいないか。

いずれにしても、「絶対いない」と決めつけずに、改めて自分の人脈を掘り返してみて下さい。

まずは自分の人脈ネットワークを活用し、希望する職種で再就職することができないか試してみましょう。有益な情報やキーマンに触れながらできるところまで活動してみて下さい。

それでうまくいかなかった時は、職業紹介会社などに登録し、担当エージェントからBさんの年齢や職業経験・能力での再就職に関する情報や実際の求人状況などについても確認してみましょう。その上で、改めて今の職業経験や能力を使ってどんな職種に労働移動できるのか等について再検討してみるのも一つの方法です。

活用できそうな資源に目を向ける

最後に、再就職活動をしていくにあたって、今の自分がどのような支援を受けられるのかについても予めきちんと確認しておきましょう。

参考までにいくつかの制度や活用できそうな機関およびサイト等をご紹介しておきます。Bさんが制度の対象者となりうるかどうかについては、ご自身で条件を照合した上でハローワーク等に確認してみて下さい。

制度・機関

  • 公共職業訓練
    日本版デュアルシステム/離職者訓練 など
  • 求職者支援訓練
    (※主に雇用保険を受給できない求職者を対象)
  • 雇用型訓練
    有期実習型訓練/実践型人材養成システム/中高年齢者雇用型訓練 など
  • トライアル雇用
  • 紹介予定派遣
  • マザーズハローワーク
    (出典:厚生労働省

サイト

以上も参考にして頂き、誘われている職種にシャレンジしてみるか、これまでの職業経験や能力を活かせる再就職先を改めて探すか、あるいは他の道があるのかなど、Bさんが納得感を持ってより良い選択をされることを願っています。

まとめ

今回のご相談者お二人(Aさん・Bさん)に対する私の回答を読んで、“共通する助言・解決策がある”という点に気づかれたのではないでしょうか。(※解決策に共通性があるご相談内容を意図的に取り上げました)

そういう意味で本記事は、再就職に悩む方であればどなたのお悩みに対しても程度の差こそあれ参考になるのではないか、と私は考えています。自分事に置き換えて使えそうな助言があればぜひ取り入れてみて下さい。

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