目次
今回は、『不登校訪問専門員』の資格について詳しく解説していきます。
こんにちは、BPLaboです。
本記事は、次のような方たちに特に役立つ内容となっております。
- これからカウンセラーの仕事を目指したい人
- 既にカウンセラーとして活動されている人
- 家族に不登校当事者がいる人
- 教育/医療従事者 など
記事の後半では、「あなたが『不登校訪問専門員』に向いているのか?」を自己診断出来るようになっていますのでぜひ最後までチェックしてみて下さいね。
【資格・検定の概要】
不登校訪問専門員とは、不登校当事者とその家族に対して、訪問・相談・支援を行う専門家です。
不登校の学生は全国に約29万人いると推計されています。年々増加傾向にある「不登校」や「ひきこもり」は、今や社会問題の一つです。
実際、厚生労働省は平成21年度より「ひきこもり対策推進事業」を創設し、日本全国に支援コーディネーターを配置した「ひきこもり地域支援センター」を展開しています。
また、平成23年度より家庭訪問を中心とする支援も開始するなど、「不登校専門相談員」「ひきこもり支援相談士*」の社会的ニーズは高まり、その活躍は大きく期待されています。
(*ひきこもり支援相談士に関するページはこちらを参照下さい)
【主な活動の場】
- 家庭教師業界やサポート校内の問題支援活動
- 「ひきこもり地域支援センター」での常駐相談員
- NPO主催の支援団体
- 日本全国の各支部での支援相談
- ボランティア活動・その他有償活動への参加
- 全国各地域主催の児童相談
- ひきこもり支援相談士認定協議会での活動
- その他フリーランスや独立した活動
【資格取得までの流れ】
不登校訪問専門員養成講座(在宅学習)修了後に添削課題(レポート)を提出し、合格することで資格取得することが出来ます。
事例に基づいたテキスト・講義DVDで「不登校問題への理解、支援活動の基礎、訪問支援やカウンセリング手法の知識」などを学ぶことが出来ます。自分のペースで在宅学習が出来るのも魅力です。
【講座カリキュラム】
- 学校における不登校の現状
- 不登校の原因
- 発達障害とは
- 発達障害と不登校のつながり
- 訪問支援とは
- 訪問支援を行う目的
- 訪問支援を行う際の心構え
- 障害性に対する対処方法
- 訪問支援の流れ
- 訪問支援の実例
【試験の受験資格】
特に制限はございません。
【資格取得までの期間、費用】
- 資格取得までの期間:
個人差はありますが、おおむね6ヶ月間です。 - 費用:
養成講座の受講料「35,000円」
認定料「5,000円(有効期限1年間)」
【お問い合わせ窓口】
【自分で出来る適職診断】こんな人が「不登校専門相談員」に向いている!
次にお伝えする7項目にあなたはいくつ該当しますか?
- 積極的に自分から友達や知人に「元気?」「会おうよ!」と声をかけたり、誘ったりする方だ。
- 人だかりができているとつい覗いてしまう。
- 言いたいことがあってもオブラートに包んで言う方だ。自分の言葉がどう受け取られるか、相手のことを考えてしまう。
- 多少時間がかかっても根本的な解決になる方法を好む。
- デスク周りは常に整理整頓されていてキレイである。使う時にサッと取り出し、使わなければしまう。
- 「おせっかい」「世話好き」なところがある。
- 相手の「良いところ」を見ようとする方だ。人をよく褒める。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
自分に当てはまる項目が多い人ほど、「不登校専門相談員として力を発揮しやすい。適職!」という傾向がありますよ。
不登校訪問専門員の資格を取得すれば、カウンセラーとして活躍出来ますよ!