心理系資格【産業カウンセラー】詳しい情報と適性診断チェック

働く女性のための「産業カウンセラー資格」詳しい情報

今回は、『産業カウンセラー』の資格について詳しく解説致します。

BPL Woman Editor

こんにちは、BPLaboです。

本記事は、次のような方に役立つ内容となっております。

  • 産業カウンセラー試験の合格を本気で目指している人事担当者や独立希望者
  • 産業カウンセラーの情報を集めている興味段階の人
  • 「自分が産業カウンセラーに向いているのか知りたい!」という人
  • 「再就職や転職のために産業カウンセラー資格を取得しておきたい!」という人

本記事があなたの産業カウンセラーに対する不安や疑問を解消させる一助になれば嬉しいです。

記事の後半では、「あなたが産業カウンセラーの仕事に向いているのか?」を自分で適性診断することが出来ます。ぜひ最後までチェックしてみて下さいね。

【資格・検定の概要】産業カウンセラーとは?

産業カウンセラーの仕事は、企業や組織で働く人々(経営者を含む)と、その家族を対象にカウンセリングを行ったり、企業や組織に対するコンサルテーション(問題や状況について検討し、よりよい援助の在り方について話し合う等)を行ったりする仕事です。

産業カウンセラーが援助を行う対象は、「企業や組織の中で働く人々(経営者を含む)」と「その家族」、さらには「企業や組織自体」にまで至ります。

個人と組織の両面が抱える多様な心の問題(様々なメンタルの不調、セクハラ・パワハラ・モラハラ問題など)を解決するために、専門家として支援し、快適な職場環境づくりに寄与することが産業カウンセラーの仕事なのです。

一般社団法人 日本産業カウンセラー協会(以下、協会)が実施している認定試験に合格し、協会に会員登録している人だけが「産業カウンセラー」と称することが出来ます。

また、産業カウンセラーの上位資格として「シニア産業カウンセラー」の資格があり、産業カウンセラーとしての技術も上を目指して磨くことが出来るのも魅力です。

日本では、心理カウンセラー(相談員)、心理セラピスト(療法士)などの心理職にはこれまで国家資格が存在しませんでした。(※2018年には心理職初の国家資格「公認心理師」資格者が誕生。参考:厚生労働省

その一方で、民間の心理系資格は多数存在します。その中でも「産業カウンセラー」の資格は、1992年から2001年までの間は厚生労働省が認定する公的資格であったため、現在における民間の心理学関連資格の中では知名度の高い資格の一つとなっています。

【受験資格】

次のいずれかに該当する者に産業カウンセラー試験の受験資格が付与されます。

  1. 成年に達した者で、協会若しくは協会が他に委託して行う産業カウンセリングの学識及び技能を修得するための講座又は協会がこれと同等以上の水準にあるものとして指定した講座を修了した者。
  2. 4年制大学学部において心理学又は心理学隣接諸科学、人間科学、人間関係学のいずれかの名称を冠する学部又は専攻(課程)の卒業者であって、第4号に定めるA群からG群までの科目において、1科目を2単位以内として10科目以上、20単位以上を取得し、かつ協会が行う産業カウンセリングの技能を修得するための講座を修了した者。ただし、D群からG群の科目による取得単位は6単位以内とする。
  3. 大学院研究科において心理学又は心理学隣接諸科学、人間科学、人間関係学のいずれかの名称を冠する専攻(課程)の修了者であって、次号に定めるA群からG群までの科目において、1科目を2単位以内として10科目以上、20単位以上を取得していることを要する。ただし、D群からG群の科目による取得単位は6単位以内とする。

科目群の主な内容は以下の通りです。

  • A群:産業カウンセリング、カウンセリング、臨床心理学、心理療法各論などの科目群
  • B群:カウンセリング演習、カウンセリング実習などの科目群
  • C群:人格心理学、心理アセスメント法などの科目群
  • D群:キャリア・カウンセリング、キャリア概論などの科目群
  • E群:産業心理学、産業・組織心理学、グループダイナミックス、人間関係論などの科目群
  • F群:労働法令の科目群
  • G群:精神保健、精神衛生、ストレス学、職場のメンタルヘルスなどの科目群

<参照:産業カウンセラー試験規程より>

【産業カウンセラー養成講座】

産業カウンセラー養成講座には、次の3つの受講コースがあります。

  • 通学制
    理論学習: 講義36時間
    カウンセリング実習: スクーリング104時間
    その他:自主学習DVD視聴9時間程度
    受講期間: 4月~11月初旬(7ヶ月)
    申込み受付開始時期: 1月頃
    受講料(税込み): 248,400円
  • 通信制
    理論学習: 添削問題提出
    カウンセリング実習: スクーリング104時間
    受講期間: 11月~翌年10月(12ヶ月)
    申込み受付開始時期: 8月頃
    受講料(税込み): 226,800円
  • e-Learning制
    詳しくは『養成講座e-Learning制 特設サイト』をご参照下さい。

【産業カウンセラー試験の合格率】

  • 「学科試験」合格率:72.9%
  • 「実技試験」合格率:69.3%
  • 「総合」合格率:65.7%

※上記の合格率は2017年度データです。

【試験免除制度】

産業カウンセラー試験には、以下のような試験免除制度があります。

  • 一部合格による試験免除
    学科試験または実技試験のいずれか一方が合格点に達した者は、翌年度及び翌々年度の同一級の当該学科試験または実技試験が免除されます。
  • 実技能力評価制度による実技試験免除
    産業カウンセラー養成講座を修了した者で、かつ実技能力が一定の基準に達したものと試験委員会が認めた場合、修了した年度、翌年度および翌々年度の実技試験が免除されます。(ただし、実技試験免除の申請は終了した年度のみ有効)

【受験料】

  • 学科試験:10,000円(税抜)
  • 実技試験:20,000円(税抜)

【資格試験日】

  • 学科試験:1月中旬〜1月下旬頃
  • 実技試験:1月下旬〜2月上旬頃

※なお、上記の各種情報は変更になる場合が御座います。最新の詳細情報は、一般社団法人産業カウンセラー協会までご確認下さい。

こんな女性は、「産業カウンセラー」に向いている!(適職診断)

産業カウンセラーの仕事を単に「相談者の悩みを親身になって聴いてあげればいい」と思っている方もいるようですが、リアルな現場における産業カウンセラーの責任は決して軽いものではありません。

相談者からするとカウンセラーは「心のお医者さん」のようなものです。

もともと弱り果てていた相談者の心を、カウンセラーの不適切な言動によって加えて傷つけてしまった場合、相談者がどのような行動をとってしまうか。よく考えてみてください。

少し大げさに聞こえるかもしれませんが、カウンセラーは「相談者の未来を託されている」とも言えるのではないでしょうか。

年間100名を超える働く女性たちの「適職診断」を行ってきた私としては、ただ勢いだけで産業カウンセラーの仕事を目指すのではなく、その前に少しだけ冷静になって「産業カウンセラーの仕事は自分に合っているのか?」ということも考えてみて欲しいと思っています。

少し考えただけで「私には向いていないかも…」と思ってしまうようでは、ちょっと心配ですよね。

いたずらに未来を想像して不安になるのもうまくありませんから、産業カウンセラーに向いている女性の特徴をいくつかご紹介しておきましょう。

「産業カウンセラー」があなたの適職なのか診断してみましょう!

次にお伝えする7項目にあなたはいくつ該当しますか?

  1. 使わないものはすぐに捨てる

  2. 課題を終わらせてから遊んだりリラックスしたりする方だ

  3. 仕事では、結果よりもプロセスを大事にしている

  4. 話が抽象的であったり、思いや気持ちで話すことが多い

  5. 聞き役になることが多い

  6. 今よりも「これからどうなるのか、今後の可能性」の方が大切だと思う

  7. 質問をされたら、即答せずによく考えてから返答する

おわりに

いかがでしたでしょうか。

自分に当てはまる項目が多い人ほど、「産業カウンセラーとして力を発揮しやすい。適職!」という傾向がありますよ。

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