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今回は、「ITパスポートって何?就職や転職に有利な資格として人気みたいだけど、私でも目指せる資格なのかな…」と思っている女性に向けて、ITパスポートの資格を詳しく解説致します。
こんにちは、BPLaboです。
記事の後半では、「あなたがIT系の分野に向いているのか?」を自己診断できるようになっていますのでぜひ最後までチェックしてみて下さいね。
ITパスポートとは?
ITパスポートとは、情報処理技術者としての基礎的IT能力(知識・技術)が一定以上の水準であることを客観的に証明する経済産業省認定の国家資格です。
就職・転職・復職・再就職の面接で大きなアピールになる!
面接の際に「私のIT能力はこれくらいあります!」と言いながら手を大きく広げてジェスチャーしても、面接官には伝わりにくいもの。それで面接がパスできるほど甘くはありませんよね。
しかし、自分のIT能力を証明できる「ITパスポート」があれば、すんなりパスすることも!「百聞は一見にしかず」とは言いますが、あなたのIT能力が面接官の目にちゃんと届けば大きなアピールになることは間違いありません。
ITパスポートの資格取得を推奨している企業も多数!
ITパスポートの資格は、 IT業界のみならず、各種メーカー・サービス・金融・マスコミなど多方面の業界からも注目されています。
さらに、受験者の職種も多岐にわたり、営業・マーケティング・商品開発・人事・総務など、職種を問わず受験者が多いのも特徴です。
また、ITパスポートを企業内研修の一環として取り入れたり、社員に資格取得を推奨している企業や団体も増えてきています。
今では高校や大学でも推奨されるようになり、資格の知名度も非常に高くなっています。これからの社会に必須であることの表れと言えるでしょう。
こんな方にピッタリ!
- IT系の仕事をされている方(または、これから従事しようと考えている方)
- 就職・転職・復職・再就職を有利に進めたい方
今やITの知識やスキルが全く必要ない仕事などほとんどありません。まさに、あらゆる仕事との架け橋になる資格がITパスポートなのです。
どんな人が受験してるの?(参考:2015年結果)
- 社会人:56%、学生:44%
- 非IT企業系勤務者:57%、IT企業系勤務者:43%
- 10代:26%、20代:45%、30代:16%、40代以上:13%
※受験資格に制限はありません。
試験の出題内容
『ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系』の3分野から出題されます。
- ストラテジ系(経営全般):35問程度
1-1.企業と法務
・企業活動
・法務
1-2.経営戦略
・経営戦略マネジメント
・技術戦略マネジメント
・ビジネスインダストリ
1-3.システム戦略
・システム戦略
・システム企画 - マネジメント系(情報管理):25問程度
2-1.開発技術
・システム開発技術
・ソフトウェア開発管理技術
2-2.プロジェクトマネジメント
・プロジェクトマネジメント
2-3.サービスマネジメント
・サービスマネジメント
・システム監査 - テクノロジ系(IT技術):40問程度
3-1.基礎理論
・基礎理論
・アルゴリズムとプログラミング
3-2.コンピュータシステム
・コンピュータ構成要素
・システム構成要素
・ソフトウェア
・ハードウェア
3-3.技術要素
・ヒューマンインタフェース
・マルチメディア
・データベース
・ネットワーク
・セキュリティ
試験の形式
四肢択一
合格基準
「総合評価点」および「分野別評価点のすべて」において次の基準を満たすことで合格
- 総合評価点
600点以上/1,000点 - 分野別評価点
1.ストラテジ系:300点以上/1,000点
2.マネジメント系:300点以上/1,000点
3.テクノロジ系:300点以上/1,000点
資格取得までの流れ
- 市販の教材・テキストを活用したり、ユーキャンなどの通信講座を利用して3〜5ヶ月間ほど学習する
- 利用者IDを登録する*
- 試験会場と日程を選択する*
- 受験手数料を支払う*
- 確認票を試験会場へ持参して受験*
- 合格発表確認
- 合格証書受領
*ITパスポート試験のサイトで行います。(参考:iパス試験の流れ)
受験手数料
5,700円(税込み)
※なお、上記の各種情報は変更になる場合が御座います。最新の詳細情報は、試験センター(ITパスポート試験)までお問い合わせ下さい。
大変お待たせ致しました!
「あなたがIT系の分野に向いているのか」自己診断してみて下さい。
自分で出来る適職診断チェック!
次にお伝えする7つの項目にあなたはいくつ該当しますか?
- 一人で過ごすほうが好き。
- 一度に一つのことしかできないほうだ。
- 説明書はちゃんと読んで手順を守るほうだ。
- 物事は詳細まで記憶しているほうだ。
- 人には干渉しないほうだ。
- 結果が伴わなければプロセスや頑張りに意味はない、結果が全てだと思う。
- 返事は「YESかNOかハッキリ」と答えるほうだ。
さて、いかがでしたでしょうか。
自分に当てはまる項目が多い人ほど、「IT系の分野で力を発揮しやすい。適職!」という傾向がありますよ。