冷却期間があまりにも長いと、二度と解凍できなくなる!?
実際にどういう態度を示すことが冷却期間になるのかと言いいますと、
- 可能な限り顔を合わせない
- 顔を合わせても空気のように振る舞う
などですね。
顔を合わせた時はケンカの話を蒸し返すのではなく、「何事もなかったように挨拶する」イメージです。
そして、大事なのは『期間』です。期間は適切でなければいけません。
なぜなら、冷却期間があまりにも長過ぎると、二度と解凍できなくなる可能性があるからです。
例えば、こんな話があります。
ある日の夜、彼と大ゲンカ。その場ですぐに仲直りせず、1ヶ月間の完全冷却期間を置いたそうです。
さすがにこれ以上はマズイと思い、彼女の方から「今更かもしれないけど、やっぱり私が悪かったと思う。ごめん」と謝りました。
しかし、彼は「もういいんだ。俺たち合わないのかもな」とアッサリ別れを告げてきたのだとか。
他にも、こんな話があります。
些細なことで大きな夫婦喧嘩をしてしまい、お互いが冷静になって建設的な話し合いが出来るようにとしばらく別居をすることに。
ここで夫の気持ちに劇的な変化が起こったそうです。
別居生活を始めたら、一人の自由な生活が楽しくてたまらないというのです。
自由を奪われた結婚生活に戻るなんてまっぴらだということになり、結局は離婚したのだとか。
ん〜、やっぱり冷却期間が長いのは永遠の冷却になりかねないようですね…汗。
では、どの程度の期間を目安に冷却すればいいのでしょうか?
「最適な冷却期間」ってこれだけ?えっ、ウソでしょ?
さて、仲直りするまでの最適な冷却期間はどのくらいなのでしょう?
私が思う最適な期間は、ずばり『1日』です!
例えば、シチュエーションは夫婦でも同棲中のカップルでも構いません。
彼と大ゲンカをして家を飛び出してしまったとしましょう。
勢いで家を飛び出した後は、どういうタイミングで彼のところへ戻ればいいのか迷いますよね。
実は、物事にはやっぱり頃合いというものがあって、その一つのタイミングが『次の日』だったりするのです。
翌日には家に戻り、何事もなかったかのように振る舞うのが大吉◎。
彼と顔を合わせても、ケンカを蒸し返すような愚かな事はせず、朝ならサラリと「おはよう」、夜ならサラリと「お帰り」と声をかけてみることが大事です。
たったそれだけで事がうまくいく場合もありますし、「昨日は、ごめん」と彼から謝ってくることもあります。
逆に、そこで彼に無視されたり、突っぱねられるようなら、まだ冷却期間が足りないということ。
でも、ここでムスッとするのはうまくありません。
冷却期間が足りないと感じたら、その翌日も、それでもダメなら次の日も、普通の挨拶をマメに繰り返すのが賢いやり方です。
そのマメさが相手の心を徐々に解凍していくものなのです。