そう遠くない未来に「遠距離恋愛って何?」という時代が来るかもしれません。
こんにちは、BPLaboです。
以前、12月22日から25日までの4日間限定で「遠距離恋愛カップルの心をひとつにする面白いサービス」が提供されたことがありました。いわゆる「相手が映るモニターを前にしながらレストランデートをする」というもので、クリスマス時期の限定企画。
「なんだ、ただのバーチャルか」とは思わないほうがいいですよ。「バーチャルはバーチャルでしかない」と思っている人でもあっという間にリアルな世界へ引き込まれていくクオリティの高さです。
その精度は単なるテレビ電話のようなレベルではなく、お互いがグラスを傾けて乾杯のしぐさをすると「チン」とグラスが重なる音が鳴ったり、一方が「フーッ」と息を吹けば相手側に相応の風が吹くなど、お互いの動作を感知して『まるで本当に一緒に食事をしているかのような』体験をさせてくれます。
あなたが誕生日であれば、あなた側にある誕生日ケーキのロウソクの火を「僕が消してあげるよ」と言って彼が消してくれるなんてことも出来る。その体験は、バーチャルであることを忘れさせるほどです。
FaceTimeやSkypeとは違う。五感で体験!
お互いがスカイプなどを使えば同じようなことも再現できそうに思えますが、やはり二人が全く同じ背景(本格的なレストランの雰囲気)の中で、実寸台の相手を目の前にしながら五感で体験するものとでは、どちらもバーチャルとはいえ「リアルさ」に大きな違いがありますよね。
もちろん完全なリアルでありませんが、それでも「人と人がよりリアル感を持って関わり合える」というのは、電話やメールだけよりも愛情を継続させる助けになります。
遠距離恋愛という言葉が無くなる
遠距離恋愛をハンデと捉えているカップルは少なくありません。遠距離恋愛に難色を示す女性が多いのはそのためでしょう。
しかし、こういったバーチャルリアリティが進歩することで、遠距離恋愛という概念や言葉がなくなる時代が来るかもしれません。
なかなか彼に会えず寂しい思いをしている女性は、こういった今どきのサービスを上手に利用してみるのも「彼との距離を縮めるイベント」になりますね。遠距離恋愛中の彼との今年のクリスマスデートもまだ間に合うかも!