【相談】在宅ワークで仕事がなくなりそうなうえ作業中心の定例業務ばかりでモチベーションが保てない。もっと考える仕事がしたいです。

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相談:在宅ワークで仕事がなくなりそうなうえ作業中心の定例業務ばかりでモチベーションが保てない。もっと考える仕事がしたいのに…。

相談者:べーたんさん

在宅ワークで仕事がなくなりそうです。

突発的な仕事の依頼は、直属の上司へ依頼され、部下である私には直接の依頼はありません。当たり前ですが。

直属の上司から仕事の指示が来る時もあれば、来ない時もあり、指示が来る時は普段から少ないのです。

「考える仕事を下さい」と日頃から伝えておりますが、作業の依頼が多いです。

在宅ワークになっても仕事が出来るよう力をつけようと自分なりに努力してきましたが間に合いませんでした。

定例業務ばかりになり、モチベーションをどう保てばいいでしょうか?

フォーマットの作成や、登録作業ばかりで、全く成長が出来ません。

どのように、会社が求める資料を自分なりに考え行動する事が出来るでしょうか?

専門家のアドバイス

在宅ワークというだけでもモチベーションを維持するのは大変なものですが、加えて作業中心の定例業務ばかりとなると、さらに難しくなるものです。

モチベーションのメカニズム

モチベーションのメカニズム

人のモチベーションは、外側からと内側からの刺激によって上がったり下がったりします。

POINT!
プラスやポジティブな刺激であればモチベーションは上がり、マイナスやネガティブな刺激であればモチベーションは下がる。

おそらく今のべーたんさんには、「そもそも仕事がない(依頼が少ない)・あっても作業の依頼ばかり」という外側からのマイナスな刺激と、「考える仕事がしたいのにできない・自分なりに能力向上に努めてきたが発揮する機会がなく不満」という内側からのマイナスな刺激がある(外側も内側もマイナスの刺激である)ためにモチベーションが保てないのでしょう。

自分自身で変えられるものにフォーカスする

自分自身で変えられるものにフォーカスする

ここで重要なのは、現在の環境(所属している会社など)を変えない限り外側からの刺激は変わらないが、内側の刺激は今すぐ自分自身で変えることが出来るということです。

在宅ワークになっても仕事ができるよう能力向上の努力をされてきたようですが、それは決して無駄になることはありません。

これまでの経験や新しく身につけた知識や技術を今すぐに使えずに悶々とするのはよくわかります。しかし、見方を変えれば自分に都合の良い言い分であるとも言えます。

就職してすぐに「まずは営業からと言われ、すぐにやりたい仕事ができなかったから辞めた」というケースや、転職してすぐに「自分の経験とスキルを活かせるはずが、よくわからない新設部署に配属されたから辞めた」というケースもありますが、私にはもったいないケースに思えて仕方ありません。

営業を始めてみたら意外と面白かったと思えることもあるでしょうし、新設部署で自分の経験やスキルが活かせないとも限りません。与えられた仕事の先に自分では予想できなかったプラスの気づきがあるかもしれないのです。

在宅ワークの仕事術について

POINT!
目の前の仕事を楽しむ工夫をして全力で打ち込んでいるうちに、いつの間にか自分が本当にやりたかった仕事が出来るようになったというケースのほうが圧倒的に多いのも事実です。

フォーマットの作成や登録作業ばかりが続くと自分の成長が阻害されているように感じるのは自然なことですが、このようなご時世ですから、作業の依頼があるだけでもありがたいと考えを改めてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

そのうえで依頼主が喜んでくれるであろう成果物を返してあげることが大切です。

例えば、速く正確に登録件数を増やすことを求められているのなら、これまでの自己ベストを更新する挑戦をしてもいいでしょう。フォーマットのデザインもある程度まかせてもらえるのなら、見やすさにトコトンこだわった色使いにしてみるのも面白いと思います。

いずれにしても、自分なりに作業を楽しむ工夫をすることが初めの一歩ではないでしょうか。楽しむ癖が身につき始めた時、自然とモチベーションも高まっているはずですよ。