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相談:私にキツイ言葉で怒鳴り散らす夫。転んでしまった1歳の娘に向かって罵倒。そろそろ限界…
相談者:ゆきさん
毎日ではありませんが、その時の旦那の機嫌だったり、私の言動に反応してキツイ言葉を言われます。
様々な言葉で怒鳴り散らします。
こちらの思っていることを言うと言い訳で片付けられるので何も言えなくなります。黙っていても気に入らないようでまた怒鳴られます。
普段は優しいというか普通です。でも自分が優しいということをアピールします。
朝かなり私の体調が悪くて倒れた時も、その直前に旦那が機嫌を損ねてしまったのもあり怒鳴られました。後日すごく心配したと言われましたが信じられません。
つい最近は1歳の娘が前を見ずに走ったため転んでしまったら、娘に向かって罵倒しているのを聞いて引いてしまいました。。
自分に言われるのは自分が悪いんだろうから我慢すればいいと思っていましたが、1歳の娘にまでとなると、そろそろ限界です。
一度だけ「なんでそういう言い方しかできないの?」と言ったら、「性分だからしょうがない」と言われました。
なのに後日「もっと優しく言うようにする」と言われました。正直期待していません。
性格だから仕方ないと言っていたものを簡単に直せるとは思っていないし、何よりも怒りの感情が勝ってしまう旦那が優しくなんてできるとは思いません。
こういうことはモラハラになるのでしょうか。離婚も考えているのですがこの理由でできるものでしょうか。
(***ご相談内容は一部編集しております***)
(本記事は、当サイト「働く女性無料相談窓口」より、働く女性から寄せられたご相談にお答えする内容となっております。)
ご相談に対するアドバイス
こんにちは、BPLaboです。
ゆきさん(※本回答では「Yさん」とお呼びします)、ご相談ありがとうございます!
それでは、回答させて頂きますね。
大森篤志からの回答内容
旦那さんの言動がモラハラかどうか
結論からお伝え致します。
旦那さんの言動は“モラハラの定義に十分当てはまる特徴である”と私は思います。
(※よろしければ、モラハラの特徴100でチェックしてみて下さい。)
相手の立場になることができない
1歳の娘に汚い言葉を浴びせるあたり“まともじゃない”と率直に感じます。
つまずいて転んでしまった娘の状態(傷の程度はどうか、大事に至っていないか等)を心配するのが正常な親心ではないでしょうか。
娘を持つ同じ父親として、旦那さんの対応は残念でなりません。
「転んだくらいでそこまで心配するのは過保護だ」という意見もあるかもしれませんが、せめて「泣かないなんて強いね」と肯定してあげたり、「このくらいなら大丈夫!」と言って安心させてあげるのが“まだ1歳の子供に対する正常な対応”でしょう。
1歳の子供に自分の感情をぶつけているようでは、社会の中で相手の立場になることはまず出来ないと思います。強烈な自己中心性を証明していますよね。
期待しても裏切られるだけ?
Yさんのおっしゃる通り、性分というものは簡単に直せるものではありません。「もっと優しく言うようにする」と宣言して直るようなものなら、ここまでYさんを悩ませることはなかったでしょう。
長く夫婦生活を続けていこうと思ったら、Yさんには「ああいう性分なんだから仕方ない」と割り切って関わっていく覚悟が必要になってきます。
モラハラを理由に離婚できるのか
旦那さんのモラハラを理由に離婚できるのかどうかについては、離婚問題の解決が得意な弁護士に相談されることをおすすめします。
まずは無料相談を利用する
離婚に関する法的問題についてネット上で無料相談できる弁護士ドットコムなど、探せばたくさんあります。
他にも、離婚弁護士ナビでは、離婚問題の解決が得意な弁護士を検索することができたり、離婚相談のQ&Aやコラムなども掲載されています。一度確認してみて下さい。
お近くに弁護士事務所がある場合は、直接お伺いしてみるといいですよ。ただし、無料相談の場合は、30分間や1時間など時間に限りが設けられていますので、内容を事前に整理してから相談するようにしましょう。
離婚経験者から話を聞く
ご友人に離婚経験者がいる場合は、勇気を出して相談してみて下さい。
“離婚成立までの実際”や“失敗と成功”などの貴重な体験を聞かせてもらえたり、事前にしておくべきことなどの価値ある助言をもらうこともできるでしょう。
お墨付きの離婚弁護士を紹介してもらえるかもしれません。
子供と自分の幸せを考える
- 本回答を参考に改めて娘さんとご自身の幸せについて考えてみて下さい。
- 娘さんがイヤイヤ期に入った時の旦那さんの対応・言動を想像してみて下さい。
- 娘さんが思春期に入った時の旦那さんの対応・言動を想像してみて下さい。
その様子を見ているYさんはどんな感情を抱いているのでしょうか?
娘さんとYさんは幸せそうに笑っていますか?悲しそうに泣いていますか?
もし後者を強くイメージされたのであれば、現状から脱出することを本気で考える必要があります。もはやYさんだけが我慢すれば済むという問題ではありません。
「離婚を考えている」というYさんの考えが本気になった時は、自分一人で悩みを抱え込まずに、ご両親や弁護士を頼って娘さんを守っていきましょう。