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相談:前の奥様は我慢できずに出て行ってしまったようだが、できれば私は夫の期待に応えられるだけ頑張りたい。
相談者:びさん(※本回答では「Bさん」と表記しております。)
私の夫はバツイチで、私より年齢もずっと上です。
私は、“大声で怒鳴る、物に当たる夫との関わり方・対処法”がわかりません。
夫は会社を経営しており、生活に困ることはありませんが、私は初めて嫁いだ身なので毎日が精一杯です。
前の奥様は我慢できずに出て行ってしまったようですが、できるならば私は夫の期待に応えられるだけ頑張りたいと思っています。
しかし、「これは違う。それではない。」という教え以上に、怒鳴る、物に当たる。そのような言動に耐えきれず泣き崩れて謝罪をする日々です。
どうしてこのようなことになってしまうのかわかりません。
(***ご相談内容は一部編集しております***)
(本記事は、当サイト「働く女性無料相談窓口」より、働く女性から寄せられたご相談にお答えする内容となっております。)
ご相談に対するアドバイス
こんにちは、BPLaboです。Bさん、ご相談ありがとうございます!
それでは、回答させて頂きますね。
大森篤志からの回答内容
「夫の期待に応えられるだけ頑張りたい」というBさんのお気持ちがいつまで続くのか、その答えは“今は”誰にもわかりません。
しかし、Bさんに恐怖心がある限り、そう遠くない未来には答えが出るのではないか、と私は感じています。
何より、前の奥様が身をもってBさんに未来の答えを教えてくれている、そんなふうにも思えるのです。
『離れる、距離を置く』しかない!?
ご相談にあるような夫との関わり方・対処法は、『離れる、距離を置く』ことに尽きます。
ここでオブラートに包んでお伝えしてもBさんのためにならないので、率直に言います。具体的には『離婚する』か『別居する』か、ということです。
それが難しい場合は、ひたすら耐え続けるしかありません。
冒頭でお伝えした内容に戻りますが、そうなった時にBさんがいつまで耐えられるのか、やはり時間の問題になってくるでしょう。
心の距離をとって自分を守ることも大切
本来は正常な判断ができる今のうちに離れることが望ましいのですが、Bさんの「できるだけ頑張りたい」という意志を尊重し、本回答では『心の距離をとるコツ』をご紹介いたします。
露骨に夫を避けて離れるわけにはいかないけれど、心の中で距離をとることなら可能ですよね。
旦那さんの言動を真正面から受け止めるのではなく、柳のようにかわすイメージで関わっていけば、少なくともBさんご自身の正気は保っていられると思いますよ。
相手と心の距離をとる5つのコツ
①真摯に受け止めているフリをする
相手の怒りが収まったらトイレに行き、鏡の前で“ペコちゃん顔をする”と効果的!
②気持ちが凹んだ時はなるべく体を動かす
デスク周りを片づけて水拭きする、トイレで手洗いや歯磨きをするなど。
③トイレで「気にしない、気にしない」と口に出す
10回以上、口に出すと効果的!
④「あーまたいつものが始まった」と思う
夫の言動は『悪癖ではあるが悪意はない』とプラスに思い込む。
心の中で「またいつもの癖が始まった」と、今までよりも軽めに思えるようになれば、必要以上に抱え込まずに済みます。
⑤『夫のストレスを発散させてあげている』という貢献感を持つ
心の中で「もっと吐き出してラクになってね」と思えるようになったらBさんは“神”です!
「怒鳴られた後はトイレに行く」というルールを持っておくだけも実践しやすくなると思いますよ。
期待に応えようとしない
「夫の期待に応えられるだけ頑張りたい」というBさんのお気持ちはよくわかります。健気な姿勢も目に浮かんできます。
しかし、“期待に応えようとするだけ無駄な相手もいる”という現実を受け入れなければならない場合もあります。
そういう相手の期待に応えようと頑張りすぎてしまうと、得てしてご機嫌取りのようになってしまいがちで、自分の感情を抑圧する癖まで身に付いてしまいますよ。
相手に合せることよりも「自分にできることをする。それでよし!」という心がけで目の前のことに取り組んでみて下さい。
自分を責めない
Bさんの「どうしてこのようなことになってしまうのかわかりません。」という発言には、他責(相手を責めること)より自責(自分を責めること)の意味合いが強いように私は感じるのですが、いかがでしょうか。
このようなことになってしまう原因はBさんにはありませんので、くれぐれも自分を責めることはしないで下さいね。