大森篤志からの回答内容
普段のご主人の言動から「これはモラハラ・DVなのでは?」と感じておられるのですね。
まだお子さんも小さいようですので、もしご主人がモラハラ男であった場合の「これからどうするか?」という点は非常に悩ましいところではないでしょうか。
ズバリ申し上げます。「モラハラの特徴に当てはまるか」という観点でご主人の言動を照合すれば、『当てはまる』と言えるでしょう。
「DVか?」という点に関しては、もう少し具体的な情報(例えば、娘さんの頬を打ったのはその時の1回だけだったのか、それとも日常的に行われているのか。まるまるさんにも手を上げるのか、それはどの程度の頻度か 等)が必要となりますので、ご相談内容からだけでは判断が難しいということをご理解下さい。
とはいえ、「2歳の娘の頬に平手打ち」という行動を、私は子を持つ親として断固否定します。
悪気など1ミクロンたりとも持ちようのない純粋な天使(2歳の娘)を「寝ていたところ気分を害された」という自己中心的な理由で打って良いはずがありません。
良心を持つ人間ならば、子に愛がある親ならば、いくら寝ていたからとはいえ理性が働き我を抑えることは出来るはずです。
考えたくはありませんが、万が一、今後ご主人が子供に繰り返し手をあげるようなことがあれば、一緒にいて不幸になるのは“まるまるさんだけではない”のは想像に難くありませんよね。(※もしそれらの事実が確認できた場合は、速やかに最寄りの児童相談所等へ相談するようにして下さい!)
平和的に過ごしていきたいなら、、、
まるまるさんが「離婚までは考えていない」「今はまだ平和的に過ごしていくことを望んでいる」というのなら、今のご主人には『下手に反対意見はしない』ほうが賢明でしょう。
まるまるさんとしては「ご主人のことを想って」あるいは「自分の素直な一意見として」反対意見を言っているのだと思いますが、おそらくその善意や純粋性がご主人に正しく伝わることはありません。
それどころか、悪意や裏があると受け取られ、ご主人の「いつもお前が喧嘩を売ってくる」という感情を誘発させてしまうのがオチです。
「それは違う」などの明らかにご主人を否定する言葉を使わないのはもちろんですが、素直な気持ちを伝える時でも『そんなことで怒らないで、そういうことは言わないで』などの否定的なニュアンスを与える言葉も避けたほうがベターです。
反対意見を上手に伝える場合は、ご主人の意見をまずしっかり受け入れてからお願いするスタイルを心がけてみて下さい。意識し続けていると、ユーモアのある切り返しが出来るようになりますよ。
悪い例
良い例①
良い例②
ユーモアのある切り返しが出来るようになると、夫婦間の会話摩擦が小さくなり、いたずらに衝突することもなくなります。
行政の相談窓口
念のため行政の相談窓口についても情報提供させて頂きます。
下記は、政府の相談先ページへのリンクです。
「最寄りの行政相談窓口」や電話番号が掲載されていますので必ず確認をしておいて下さい。
参考 一人で悩まずお近くの相談窓口に相談を。政府広報オンライン 参考 配偶者からのDV被害相談DV相談ナビまるまるさんの努力ではどうにも改善がみられないという場合は、身近にある行政施設・サービスにも目を向け、利用できるものは利用してみて下さい。
実際に足を運んでみると、現状を打破するための具体的なヒントや気づきがたくさん得られると思いますよ。