大森篤志からの回答内容
「ショックだし、悔しいし…」そんな『やり場のない感情』が伝わってきます。
まず最初にお伝えしておきます!
『陰口というものは、深刻に捉えるだけ損』ですよ。
なぜなら、悪口のほとんどが「その対象に悪意があるわけではなく、悪口を言う本人の『単なるストレス発散』にすぎない」からです。
つまり、相手が悪口を言うのは、決して「かずちゃんさんが憎いからではない」ということ。こう言うと増々腹立たしく感じてしまうかもしれませんが、真相は『ストレス発散の材料にされているだけ』なのです。
ご相談内容を見る限りでは今回の相手が女性かどうかまでわかりませんが、もし陰口を言っている相手が女性である場合は、ことさら「口に出さないとストレス発散できない傾向が強い」ことは間違いありません。
心理学では、一般的に女性は「男性よりも感情処理がうまくない」とされています。そのため、女性のほうが嫌な感情を口から吐き出してスッキリする、いわゆる『悪口を言いやすい』傾向があるのです。
言ってしまえば、相手にとっては、ほぼ無意識に吐き出されるのが悪口。いちいち反応していてはこちらが馬鹿を見るだけです。「気にしない」ことが賢明ですよ。
どうすれば気にしないでいられるのか。
最も手っ取り早い方法は『そう決めてしまうこと』です。
同僚さんとの会話を例にするとこのような感じです。
悪口に対して『私はそう決めている』『私の考え方はこうだ』ということがハッキリ相手に伝わると、相手の同僚もさすがに「この話はもういいよね、なんかくだらないよね」みたいな感じになって、別の話題に変えていくものです。
人の心とは不思議なもので『そう決めてしまう』だけで、何を言われようが、されようが、いちいち感情的に反応しなくなります。
「そんなの気持ちの問題だし、難しいよ…」と投げやりにならず、一度『そう決めてしまうこと』『自分の決めていることを伝えること』を試してみてはいかがでしょうか。