大森篤志からの回答内容
モラハラ現場の音声録音をされているのですね、とても賢明な対応だと思いますよ。
あってはならないことですが、万が一「手をあげられる」ようなことがあった場合は、必ず『証拠（写真や診断書など）』を用意するようにして下さい。（実際にその時が来たらかなり苦痛でそれどころではないと思われるかもしれませんが、音声録音の対応が出来るみささんならきっと出来ます！）
明白な証拠があれば、やむを得ず離婚する時が来たとしても有利に進められるでしょう。
さて、モラハラ夫を持つみささんには大きく２つの道があります。
1つ目の道
「夫はこういう人」と完全に割り切り、夫が変わってくれるなんて一切期待せず、夫婦間の会話を成立させることを諦め、ただひたすらモラハラを受け流す。という耐え忍ぶ道。
2つ目の道
離婚という道です。
子供のことや経済的な理由などで離婚に踏み切れない女性はたくさんおりますが、そのことについても改めて冷静に考えてみることをおすすめ致します。
もし、みささんが「子供の目や耳に入る形で旦那さんから罵詈雑言を浴びせられている」という状況であるなら、もはや『夫婦でいること自体が子供のために良くない』からです。
仮に、みささんのお子さんが男の子だとしたら、恒常的にモラハラ父の背中を見て育った息子は、将来モラハラ父になる可能性もあります。
「父親が母親に酷い言動をとるのは当たり前」という価値観が刷り込まれてしまうのかもしれません。
お子さんが女の子だとしても、いつも怒鳴られている母親を見ていれば「夫婦生活は地獄なんだ、結婚すると苦しい毎日が続くんだ」という誤った認識を持ってしまうでしょう。
これまでも十分に考えてこられた事と思いますが、この機会に改めて『離婚しないことが本当に子供のためになるのか』もう一度よく考えてみて下さい。
離婚後の経済面
旦那さんに経済面で依存している限り、離婚を考えることは難しいものです。
シングルマザーとして生きていくことを考え、その時「誰からどのような援助を受けられるのか、子供を養っていくためには自分がどういう働き方をしたら良いのか」など、シングルマザーになった場合に考えられる現実をシミュレーションしておくことも大切ですよ。
みささんのご両親がご健在であるなら、一人で抱え込まず、現状を話すべきではないでしょうか。
親に心配かけたくないという気持ちはわかります。わかりますが、、、一人で抱え込んでいるだけでは解決するものも解決しないことがよくあるのです。
そもそも親は子の幸せを一番に願うもの。たとえ離婚することになったとしても、それでみささんに笑顔が戻るのであれば、親は必ず「みささんの意志を尊重してくれる」はずですよ。
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