価値の本質は、あなた自身にある。
今回は、働く女性の面接や転職に効く!自分の短所欠点を生かす方法をお伝え致します。
こんにちは、BPLaboです。
価値の本質は「あなた自身」である
自分とのコミュニケーションより「他者とのコミュニケーションのほうが上手い」という人は少なくありません。
例えば、マンションのセールスをしている人なら、お客様には扱っているマンションの美点を強調するもの。最寄りの駅が近いとか、春になるとバルコニーから満開の桜が見えるとか、お客様のメリットを考えてお伝えするのではないでしょうか。
最寄り駅が近いため「騒々しい」とか。桜が散ると「花びらがバルコニーに入ってきて掃除が面倒」とか。そういうデメリットばかりを伝えるセールスはしないはずです。
しかし、それが自分とのコミュニケーションになると『メリットに目を向ける努力をしない人が増える』というのですから困ったものです。
「お客様に商品を売り込む時と同じようなプロセスを『自分に対しても』踏める」ように思えそうですが、実際には「訓練が必要」ということなのでしょう。
商品の美点を見つけるように、自分自身の美点も見つけましょう。そう『努力するべき』です。あなたが持っている唯一無二の価値ある商品は、他の何ものでもない『あなた自身』なのですから。
自分自身の欠点から考える
それでは早速、あなた自身の美点を見つけるレッスンを行いましょう。
まずは、あなた自身の言動における『欠点』を3つ紙に書き出してみて下さい。
あなたの言動において欠点と思えるものなら何でも構いません。他の誰かが「そんなの欠点とは言わないよ」と言いそうなものでも、ここでは『あなたが自分自身の欠点と思うのなら欠点として扱う』ことにしましょう。
また、欠点ではなく「美点を書き出すの間違いでは?」と疑問に思われた方がいるかもしれませんが、決して間違いではありません。
美点を見つける上で、まず考えるのは『欠点』です。なぜなら、「美点を3つあげて下さい」と言われて瞬時に答えられる人には、そもそも『訓練の必要がない』からです。すでに「自分とのコミュニケーションが上手い」と言えるでしょう。
さて、いかがでしょう。あなた自身の言動における『欠点』を3つ書き出せましたか?
ここからは、本題の『美点を見つける』というプロセスをお伝え致します。
欠点に「意味づけ」する
例えば、あなたが次の3つの欠点を書き出したとしましょう。
- あまり考えないで行動してしまう
- 嫌な出来事を引きずってしまう
- わからないことがあっても人に聞けない
次に、それぞれの欠点を『自分のプラスになるよう意味づけ』していきます!
- あまり考えないで行動してしまう
→ 多くの経験を積める。物事が動く。何かしらの結果を出せる。 - 嫌な出来事を引きずってしまう
→ 誰かに愚痴をこぼせる。誰かに慰めてもらえる。人の温もりに触れられる。 - わからないことがあっても人に聞けない
→ 調査分析能力が高まる。自己解決力が高まる。自立につながる。
いかがでしたか?
認識をほんの少し変えるだけで、自分の欠点が気にならなくなるものです。
『自分の思考や言動のすべてが、どう自分のプラスに働いているのか』を考えていくことが、自分とのコミュニケーションの本質であり、私たちが現代社会で幸せに過ごしていく上で欠かせない「脳の使い方(プロセス)」になります。
あなたの思考や言動のすべては、必ず何かの役に立っているものです。そういう考えの前提に立つことから始めましょう。
自分を売り込むセールス・ウーマンとして『あなた以上の人はいない』のです。自分自身の短所や欠点に光を当てていく。そのプロセスを怠らないで下さい。
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