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「諦めたら終わり」ってことくらい、よくわかっているのに…
こんにちは、BPLaboです。
目的を達成させるうえで『行動を続ける』ことがいかに大切であるか。「継続は力なり」と頭では理解できていても行動が続かないという女性は少なくないのではないでしょうか。
そこで本記事では、願望を達成させるカギとも言える『行動を続けるための心理学』について解説致します。
続かない女性ほど『目的地まで果てしない道のりがある』と感じてしまう。
例えば、彼氏と海に行くため「次の夏までに5キロ痩せる!」と決めた人は、おやつ等の間食を減らしたり、駅ではエスカレーターを使わず階段を使うなどして目的達成に向けた行動をするものです。
その行動はとても小さく地味なことかもしれません。時々「本当に達成できるのだろうか」と不安になることもあるでしょう。
しかし、その小さく地味な行動の積み重ねが願望を実現させるのは間違いありません。「そんなことはわかってる!」と威勢よく反応する女性ほど小さくて地味な努力を避けているように見受けられます。
どんなに小さな一歩でも、積み重ね続ければいつか必ずゴールに到達するわけですが、もう少しでゴールが見えそうだという手前でどれだけ多くの人が諦めてしまうことか。実はあと一歩のところにいるのに、願望達成まで果てしない道のりがあると感じてしまうものなのです。
小さくて地味な行動の積み重ねが願望を実現させる。
それでは、ここから「小さくて地味な行動の積み重ねが願望を実現させる」とはどういうことなのか、例をまじえながらお伝えしていきましょう。
例えば、あなたにはカフェを開業したいという夢があって、その開業資金には1,000万円が必要だとします。そこであなたは、会社員である今のうちから毎月3万円ずつ専用の口座に積み立てていくことを決めました。
しかし、それでは1,000万円を貯めるのに約28年間かかる計算になります。現在のあなたが32歳であるとするなら、開業資金が貯まる時には還暦になっています。
そこまで自分の夢をじっくり温め続けることが出来る人ならいいですが、一度きりの人生ですから、できることなら早く本当にやりたいことをやりたいと思う人が大多数ではないでしょうか。ワクワクする夢を持っているなら尚更です。
では、毎月3万円ずつ積み立てていくことはムダな行動なのでしょうか?
答えは「いいえ」です。
決してムダではありません。その行動は本気で夢を叶えようとする意志の表れに他ならないからです。今まで積み立ててきたお金はその意志を見える化したものと言えるでしょう。
例えば、あなたが毎月3万円の積み立てをコツコツ続けて5年になろうとしている中、たまたま参加した起業支援セミナーで自分の夢について語る機会を得たとします。
カフェを開業する目的からお店のコンセプトまで熱心にプレゼンし、夢を叶えるために毎月3万円の積み立てをかれこれ5年間欠かさず行っていることも伝えたところ、そのセミナーに講師として招かれていた一人の起業家が、あなたの話に感銘を受けて開業資金の1,000万円を出資してくれることになり、あなたの夢があっさり叶ってしまう。
普通に考えたら「そんなことがあるわけない」と思うでしょう。たしかに、滅多に起こり得ることではないかもしれません。いくら相手がお金持ちであったとしても、ただあなたの話に感銘を受けたからといって1,000万円もの大金をそんなに簡単に出資してくれるものではありません。
しかし、加えて“あなたの本気が見えるもの”があれば話は変わってきます。この場合は、毎月3万円の積み立てをかれこれ5年間欠かさず行っていることですね。
夢にどれだけ真摯に取り組んでいるか、具体的にどういう行動をしているのか、出資者になろうとするならそこまでちゃんとあなたを見ているものです。
『行動を続ける』ことの大切さ
ここで最も重要なことは“本気が見えるもの”、つまり『毎月3万円を積み立てる』という具体的な行動を5年間欠かさず続けてきた人でなければ願望は達成しなかったということです。
たとえ小さくても、どんなに地味でも、継続して行動を積み重ねていけば必ず目的に辿り着くもの。目的をはっきりさせたら、あとは『行動を続ける』ことが最も重要なプロセスなのです。
ゴールを設定しただけでは辿り着けないのは当たり前ですが、多くの女性がそのことを忘れてしまいます。『行動を続ける』ことの大切さについては、どんなに自分に言い聞かせても足りないものと心得ておきましょう。